ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

新人向けのDB設計の研修のベンチマークにいい本かな・・

2008-02-16 23:54:30 | Weblog

新人っぽい人向けの研修の準備をするため、今日、
基礎からのデータベース設計 第2版
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31864350

を一気に見たんだけど・・・

これ自体をテキストに使うには、賛否あるかもしれないけど、

  こういう内容を教えないといけないとか、
  あ、こういう風に教えようかなとか、
  こっちはこう書いてあるけど、自分は、こう教えようとか

考えるのには、いい本かもしれない。
つまり、このレベルの研修をしようかなという、ベンチマークっぽく見るには、いいと思う。




DBの分野は、おもに、

・DBの設計
・DBを利用したプログラム(SQL等)
・DBのテストとパフォーマンス

という3つの分野に分かれると思う
そして、DBの設計が概念スキーマ、プログラミングが外部スキーマ、
テストやパフォーマンスを出すために、内部スキーマの知識が必要
ってことで、3層スキーマと対応する。

で、新人教育としては、
・テストパフォーマンスに関しては、使うDBによって、本が違ってくる
・プログラム(SQL)は、はじめてのSQL
としたときに、
・設計のテキストとして、この基礎からのデータベース設計 第2版
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31864350

がいいかも。。

 もちろん、教える人によって、DBの設計手法は違ってくる部分もあるし、ウィリアムのいたずらと、考え方の違う部分もあるけれど、おおよそ、教えなければいけないことが、はいっていて(イベント系とリソース系や、1~3正規化と、4、5正規化の違い、ER図、などなど)教える順番的、内容的にも、個人差の範囲に入っている、いい本だと思う。

P.S みんな、はじめてのSQLを馬鹿にするんだけど、これだけで、データベーススペシャリストのSQL部分を勉強し、受かってしまったウィリアムのいたずらの立場は(^^;)



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医療分野の発展にも寄与するデータマイニング

2008-02-16 20:56:07 | Weblog

ここの記事
医療分野の発展にも寄与するデータマイニング
~C型肝炎患者の膨大な医療データから新たな知見を得る~
http://www.atmarkit.co.jp/ad/spss/spss0801/musashino.html


そーいえば、(この話とは別に)院内感染なんかの原因追究にも、
データマイニングが役立つケースがあると思った。

データマイニングと医療、新しい分野かも。。

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ソフト業界は無能な人間が早くやめるほうが儲かる仕組みになってるのよ。。。

2008-02-16 08:28:07 | Weblog

ここの記事
部下1人の退社に伴う会社の損失【前川タカオ 部下の心をつかむ上司力トレーニング】
http://news.goo.ne.jp/article/diamond/business/2008021504-diamond.html


むりやりっすねえ(^^;)

ふつうは、
部下1人の退社に伴う会社の損失
 < 無能な部下1人が「いすわる」ことによる会社の損失

だとおもう。
というか、ソフト業界なんかだと、新人に対する投資は、すぐに回収できちゃうのよ・・




その記事では(以下斜体は上記サイトより引用)

日曜日の求人専用スペースに掲載した場合、全国エリア2段6分の1(タテ約70ミリ×ヨコ約65ミリ)サイズで、100万~150万円前後。もし、後者のスペースを使って5人採用した場合は、採用1人あたりにつき、20万~30万円前後かかった計算となります。


って、おまえいまどき、その程度の新聞広告で、どんだけ、ヒトくるんだよ(^^;)
とか、


 さらに研修費が加わります。新卒社員に限ったものではありませんが、社員1人あたり年間の研修費として、某大手ビール会社で約12万円、インテリア関連商品を扱う某小売店で約25万円というデータがあります。


って、おまえ、新人教育12万って・・・自習させるのか?
(教育費を平均した場合、入社後数年たつと、研修費はすっごくすくなくなる。こーいう社員が多いので、新人教育の費用は、高いけど、平均すると安くなる)


これらを前提として、新卒社員が1年で辞めてしまった場合の損失額を、ざっと計算してみると、

 求人広告費20万円+研修費20万円+1年間の給与総額20万円×12カ月=約280万円


・・・この会社、ボーナス払わないのか?12カ月分って(^^;)

・・・っていうトンデモな計算をしているので(たぶん、こーいうのにかかわったことないんだろうな)ちょっと、まじめに計算してみます。




 新人の採用経費は、会社説明会(遠くでやる場合、総務担当者の人的コストもかかるけど、それ以上に、旅費交通費が高い。また、人的コストは、総務担当より、偉い人のコストのほうがはるかに問題)からはじまって、求人広告その他もろもろで、かなりかかる。

 まー、そーねー、1000万で4人取ったとしましょうか
(もちろん中途採用でエージェントを使うと、こんなもんじゃ、済まないだろうけど、今回は、新卒の話に限定する)。1人250万。

 そして、教育。一番高いのは教育担当の人件費(アウトソースする場合は、その研修費用)。
 教育担当の人件費が1人月120万とすると、1月1人30万。これを4か月で120万。

 まー合計すると、250+120=370で、諸経費合わせて400万の投資。

 さらに、給料は、20万X16か月(ボーナス4か月)X1.25(0.25は社会保険等)で、400万。なので、合計800万。




 で、ここからがミソ!
 ソフト業界の場合、1人月単価は、受託の場合、1契約で、1つの値段で契約され、その中で、いろんな人を組み合わせ可能という場合がある。こーいう契約にはめ込んだとする。

 そーすると、1人月単価70万のところにはめ込むと、70*12=840でぴったしなのよ。

 つまり、1年で、直接投資分を回収し、2年目からは、製造間接費負担(1年目の上記の計算には、ここを入れていない)に回せるということ・・・

 っていうか、ぶっちゃけ、そーなるように、採用と研修コストの予算を立てるのよ(^^;)





 だけど、無能なやつがやめないと、この計算は狂うのよ・・・

 なぜかというと、1人月単価70万の1つの値段で契約した場合、その仕事が終わんないといけない。無能なやつばかりを会社で抱えると、この仕事が永遠と終わらなくなってしまう。そーなると、違約になるので、終わらない分、お金がもらえなかったり、支払いが伸びたり(その間借金でつなげば、利息コストがかかる)。。。

 一方、優秀なやつをあつめて、新人がなにもしなくても終わる、さらに、OJTで研修もできるとなれば、新人がどんどん伸びてきて、短い経験年数で、高いお仕事に回せる。

 なので、無能なやつが、早期に退職するっていうのは、コンピューター業界にとっては、あまり大きな損失ではない。むしろ、生産性が低く、給料分の仕事をしない人を、多く抱える会社のほうが、苦しいし、危険だと思う。




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