ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

astah*で業務をまとめ、プログラムまでのトレーサビリティを取る-その2 ユースケース

2010-05-12 10:46:50 | そのほか

 シリーズastah*で業務をまとめ、プログラムまでのトレーサビリティを取るのつづきです。
 前回、概要を話しました。エンタープライズ系の開発をトレーサビリティをとって行う流れです。

 まとめると、こんなかんじ

  ・ユースケース図
     ↓
  ・アクティビティ図
     ↓
  ・(ユースケースシナリオ=astah*にない)
     ↓
  ・アクティビティの構成を示したクラス図
    ↓           ↓正規化
   画面定義、帳票定義   ER図

 今回から、具体論です。
 まずは、ユースケース図。




■サンプルケース

 サンプルとして、今回、前にも使っていた「基本情報21年秋 問5」、航空券発券の問題で説明したいと思います。

 問題は
ここ(PDF)
http://www.jitec.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2009h21_2/2009h21a_fe_pm_qs.pdf

参照(21ページから)




■ユースケース図

 まず、そこに登場する人物や外部システム(アクター)と、その登場人物が行う処理(ユースケース)に関して、ユースケース図にします。

 ユースケース図の場合、コンピューターに行わせたい処理を挙げますが、それを、アクターの業務目線で書くのが普通です(たとえば、空席を確認する、顧客情報を登録するとかいう形で挙げる。コンピューター目線だと、空席を表示する、顧客情報を保存するとかになっちゃうけど、こーいう形ではなく、ユーザーの業務をならべる(=ただし、業務中、コンピューターを使いたい業務を並べる)

 ユースケースについての説明は、検索すれば出てくるので、今回は書きません。




■トレーサビリティ

 ユースケース図を一番トップに持ってきた場合、これと、アクティビティ図、ユースケースシナリオの間に、追跡可能となる情報があるのですが、それぞれの図の回で説明します。




■astar*での図

こんなかんじ

うしろにastah*とかかれるのは、コミュニティ版だから。




■トピックス-ユースケースの粒度(5月13日つけたし)

 ユースケースに関して、粒度という問題がある。
 これについては、以下のように考えている。

<<ユースケースとしてあげるユースケースは>>
・担当者の上司に、「何々さん(=担当者)って、なにやっている人?」といって、
 答えが上がってくるレベル。

 ユースケースシナリオでは、このユースケースについての詳細を書く。
 その詳細は、担当者がやる業務についてかかれることになる。

 このレベルだと、他アクターとの関連も見えるし、ユースケースシナリオやアクティビティ図との整合性も取れる。

 ただし、このレベルだと、細かすぎることもある。
 その場合は、いくつかにユースケース図を分けることになる。
 そのいくつかに分けた図の目次というか、インデックスとなるユースケース図を作るかどうか?それとも、それはほんとに目次でいいか?DMMなど、他の図を使うか?っていう話に発展していくけど・・・
 ま、それは、今回置いておく(^^;)






ってかんじかな。次回は、アクティビティ図。




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5月11日(火)のつぶやき

2010-05-12 00:29:53 | Twitter
03:04 from web
アグネスがネットで壮絶バトル! http://news.livedoor.com/article/detail/4758348/
11:08 from web
気になったのでメモ”Rubyによるスマートフォンアプリ開発を可能にする開発フレームワーク「Rhodes 2.0」 ” http://sourceforge.jp/magazine/10/05/06/0956240
by xmldtp on Twitter

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