今回の映画はこれ「ウルフ・オブ・ウォールストリート」。
まずは、配給会社のレビューをどうぞ。
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26歳で証券会社を設立、年収4900万ドル(49億円)を稼ぎ出し(もう少しで週給100万ドル(1億円)!)、誰も思いつかない大胆なアイディアと、一瞬にして人を虜にする話術で瞬く間に成功。常識を超えたありえない金遣いで世間を驚かせ、ダイナミックな成功と同じくらいセンセーショナルな破滅の道をたどった<ウォール街のウルフ>と呼ばれた男、ジョーダン・ベルフォート。彼の実話に基づく驚愕のエンターテイメントが誕生!
いや~、この映画はたしか18禁映画だったな。
子どもと一緒に観れないな~とずっとレンタルしないで寝かせておいた作品。
子どもが独り暮らしを始めたのでようやくレンタルできた。
うん、何だろうな、これ。
凄く面白かったのは間違いない。
まるで「セックス・ドラッグ・ロックンロール」ならぬ、
「セックス・ドラッグ・拝金主義」という感じかな。
「ホントに実話なの?」と思わせるようなエピソードばかり。
男も女も「肉食系」の狩猟民族の匂いをプンプンさせるような映画だった。
子どもがいる間はレンタルしなくて正解だったよ(笑)
最後に拾ってくれるのはTV業界、という、
まるでホリエモンそのもののような展開。
まあ、貨幣経済が発明されて以来、
金の魔力に見せられる人間はどこにでもいて、
度を超すと破滅するというのは洋の東西を問わないんだな~と感じたな。
どんな役柄にもなれるし、
だから、彼自身に変なイメージもつかないんだよね。
そこもスゴイところ。
大概、ヒット作があったりしたら、
そのイメージに引きずられて他の役柄ができなくなったり、
やっても違和感が生じたりするものなんだけど、
彼には、そういうものがない。
それも「上手い役者」な部分なんだろうと思う。
彼の上手さは「イカレタ人間」も演じられるのは当然なんだけど、
きわめて「普通の人」も演じられるところ。
意外と「普通の人」の方が難しいんだよね。
しかも「微妙に違う様々な普通のキャラ」を演じ分けられてるんだよね。
これは本当に凄いことだと思う。
イカレタ映画で楽しめますよ。
興味のある方はぜひどうぞ~。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 予告編