yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

映画『ザ・ウォール』

2019年09月06日 | 映画

壁の向こうは生存確率0%!『ザ・ウォール』予告編

ほとんど期待もせずにレンタルしてみたら結構面白かった!という映画がときどきあるんだけど、

この映画はその一つ。

まずは配給会社のレビューをどうぞ。

『ボーン・アイデンティティ』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のダグ・リーマン監督の最新作で、次世代スターの筆頭アーロン・テイラー=ジョンソンが主演をつとめる映画『ザ・ウォール』。イラク戦争時に実在し、37人のアメリカ兵を殺害したイラク最恐のスナイパー“ジューバ”に狙われた主人公が、極限の頭脳戦(ゲーム)に挑む様を描いたバトルフィールド・スリラー。

*  *  *

90分の映画だけど、

場面はたった一つしかない。

そういう面で見ると舞台での演劇を見ているようだ。

脚本と演出だけで持たせる映画。

たとえば「12人の怒れる男」とかね。

しかも、これはほとんどたった2人、もしくは3人だけ。

しかも、スナイパーは声だけで決して姿を見せない。

このワンシチュエーションで最後まで緊張感を持続させられたんだから

そういう意味ではこの映画は成功している。

興行的にはどうか分からないけど、

少なくともこのボクは最後まで楽しめた。

・・・

ただね、

・・・

ただ・・・・、

・・・・・

ひとことだけ言わせてもらうと・・・、

 

・・・

(これを言うとネタバレになっちゃうかな?)

・・・・

エンディングが何とかならなかったのかな~っていう気がするんだよね。

そこが全く惜しい!

個人的には、最後さえチョコチョコっと変更してもらえたら

ホントにイチオシの映画だって胸を張ってお勧めできるんだけどね~。

というわけで、

もしも、

これを読んで興味が出た方にはおススメします。

が、

エンディングでどういう気持ちになるかは保証できませんので悪しからず。

ただそれまでは本当に面白かったという事には間違いがないですよ。

興味がある方はご自分でご確認くださいませ~。

 

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クリントイーストウッド監督作品『運び屋』

2019年09月04日 | 映画

映画『運び屋』特報【HD】2019年3月8日(金)公開

相変わらずクリントイーストウッドはそのクオリティを維持してるね~。

とても面白かったよ。

とりあえずは配給会社のレビューをどうぞ。

幾度となく麻薬を運び、巨額の報酬を得ていた伝説の“運び屋”。その男、なんと90歳の老人だった!数々のアカデミー賞に輝く巨匠クリント・イーストウッド監督最新作にして・主演作。
機知に富み、麻薬取締局の捜査をかいくぐり、最年長の“運び屋”となった老人の、前代未聞の実話。
『アメリカン・スナイパー』(14)でタッグを組んだブラッドリー・クーパーをはじめ、アカデミー賞豪華キャスト共演。

*  *  *

 

彼の映画の良いところは常に未来に希望を感じさせるところ。

どんなバッドエンドでも希望が感じられるんだよね。

なぜそんなことができるかと言うと、

それは主役の思いがきちんとその思いを伝えたい人に伝わってるから。

だから、主人公が死のうがどうしようが

「人生って捨てたもんじゃない」というメッセージが観客にも伝わってくる。

(今回は別に主人公が死ぬお話じゃないけどね)

*  *  *

結構地味な展開の映画なのに、

いろんな登場人物にフォーカスするので

一体どうなるんだろう?というハラハラ感が常にある。

んで、登場人物それぞれに共感できるので、

なおさら先の展開が読めなくなっちゃうんだよね。

ホント、うまいな~と改めて思った。

*  *  *

どんな結果であろうが、その時その時を精一杯生きること。

家族を第一に考えること。

これがこの映画のメッセージ。

クリントイーストウッドの作品は結構面白いと思ってる方にとってはハズレじゃないはずだよ。

おススメです。

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映画『スパイダーマン:スパイダーバース』メイキング映像<革新的アニメーション>

2019年08月24日 | 映画

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』メイキング映像<革新的アニメーション>

スパイダーマンはもう出尽くした感もあり、

帰省中の大学生の息子が借りてきたときもほとんど全くと言っていいほど期待もしてなかったんだけど、

いやいや、久しぶりに面白いアメリカンスーパーヒーローアニメーションを見た気がするよ。

まずは、配給会社のレビューをどうぞ~。

*  *  *

アカデミー賞 長編アニメーション賞受賞!
ゴールデン・グローブ賞 アニメーション作品賞受賞!

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』
大ヒット上映中!

ニューヨーク、ブルックリン。マイルス・モラレスは、頭脳明晰で名門私立校に通う中学生。彼はスパイダーマンだ。しかし、その力を未だ上手くコントロール出来ずにいた。そんなある日、何者かにより時空が歪められる大事故が起こる。その天地を揺るがす激しい衝撃により、歪められた時空から集められたのは、全く異なる次元=ユニバースで活躍する様々なスパイダーマンたちだった――。

 

*  *  *

映像にはマンガの要素をふんだんに取り入れており、全くもって全編スタイリッシュ。

それだけでも全く飽きさせない作品に仕上がっている。

しかも、ストーリーも面白く、

登場人物たちのセリフもテンポがよく、

クスッと笑わせてくれるところもふんだんにあるし、

ジーンと心にしみわたるシーンもあったり、

ハッキリ言ってほとんど文句の付け所のない作品。

スゴイね~。

是非一度観てみてくださいな。

感動巨編というわけでもないけれど十分に楽しめる映画に仕上がってますよ~。

おススメの1本です。

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【被爆者たちが出演】上映中止にされた超大作映画『ひろしま』とは【ETV特集×NHK1.5ch】

2019年08月12日 | 映画

【被爆者たちが出演】上映中止にされた超大作映画『ひろしま』とは【ETV特集×NHK1.5ch】

 

オリバーストーン監督
「絶対に、絶対に観るべきです。世界中の人に見てほしい映画。なぜなら素晴らしい映画で、優れた脚本で、しかも詩的だ。そして、なによりも現代戦争の真の恐ろしさを描いている。」

その映画の名は「ひろしま」。

映画ファンならずとも一度見ておくべきです。
日本人ならなおのこと。

8月16日深夜にEテレで放送します。

是非とも。

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映画『否定と肯定』

2019年06月16日 | 映画

ホロコーストは実在したのか?衝撃の裁判を描く 映画『否定と肯定』予告編

 

 

今週レンタルした映画はこれ「否定と肯定」。
まずは配給元のレビューをどうぞ~。

ナチスドイツによるホロコーストをめぐり、欧米で論争を巻き起こした裁判を基に描かれた法廷劇。ユダヤ人歴史学者をオスカー女優のレイチェル・ワイズ、ホロコースト否定論を唱える歴史学者を『ターナー、光に愛を求めて』などのティモシー・スポールが演じるほか、名優トム・ウィルキンソン、『007 スペクター』などのアンドリュー・スコットらが共演。『ボルケーノ』などのミック・ジャクソンがメガホンを取った。
*  *  *
いや~、日本にも史実を捻じ曲げ、有ったことを無かったと言い張る連中がいるけど、
そういう連中はどこにでもいるんだな~という映画。
「無いもの」を無いと証明する「悪魔の証明」なんていうものがあるが
「あったもの」をあったと証明するのはそこまで大変じゃない。
ただ、この裁判は「名誉棄損」が主旨なのでそこがハラハラするポイント。
 
 
否定論者は「無かったと思いたい」という自らの願望から始まっているから、
ちょっとしたミスがあるとそこに付け込み、
一気に「なかった」と飛躍しちゃうんだね。
 
 
日本の「慰安婦」や「南京大虐殺」なんかもほとんど同じ展開。
だから、記録を破棄されると本当のことがわからなくなってしまう。
安倍内閣がメチャクチャだと言われる部分もここにある。
記録改ざんや捏造が当たり前になっちゃダメなんだよね。
真実がわからなくなって検証も何もできなくなってしまうから。
 
 
 
そういう意味じゃこの映画は日本にとってすごく身近な話なんじゃないかと思うよ。
是非、一度は見ておいた方が良い映画なんじゃないかと。
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