yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

The Beatles - Words Of Love

2016年06月23日 | ビートルズ
The Beatles - Words Of Love




『世の中のほとんどのトラブルは「愛」さえあれば片が付くということに気がついたんだ。
単純な男女の愛だけじゃなくすべてに通ずる「愛」があればってこと。
こんな便利なものを是非ともみんなに知ってもらいたくて作ったんだ。』




↑「All You Need Is Love」という曲をなぜ作ったのかと聞かれてジョンが答えた内容。



いやホントに、まさにその通りだと思う。



今回取り上げたのはバディホリーの曲「愛の言葉」をカバーしたビートルズバージョンなんだけど

きっとこのころから少しずつ感じてたんだろうな。

成功物語の頂点を極めてだんだんと成功がもたらすものは大して良くもないということにうすうす気づき始めたころ。



日本では「愛は地球を救う」という番組があった(今でもやってるのかな?最近民放をあまり見なくなってるからよくわからない)けど

当初の番組の趣旨やらこのキャッチコピーやらはすごくいいなと思った。

でもやらせがあったりしてその途端に冷めちゃった。

まやかしに気がついたんだよね。

日本のTVマンは視聴率が稼げればそれでいいんだってことに気がついた。

「愛」を謳っている以上やらせはしちゃまずいのよ。

大体が24時間マラソンなんて無謀すぎるんだから。

そんなことやるくらいなら止めりゃよかったんだよね。

そういう「愛」なんてどうでもよいと思ってる連中が軽はずみに「愛」なんて言う言葉を使うから

日本では「愛」が軽く見られてしまう。

本当は「愛は地球を救う」のに

彼らのおかげでそれ自体がウソっぽく感じてしまうじゃないか。

どう責任をとってくれるんだ?

頼むから「愛」もないのに「愛」を語るのはやめてほしいものだよ。
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The Beatles - In My Life (Official Music Video)

2016年05月24日 | ビートルズ
The Beatles - In My Life (Official Music Video)


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In My Life

思い出の場所がある
すでに変わってしまってるものもあれば
決して良い思い出にならないものもある
忘れてしまってるものもあるし
覚えているものもある

 恋人や友達との思い出のそれぞれの瞬間を
 その中には亡くなった人や元気でいる人もいるけれど
 一生を通じてボクはそれらを愛しつづけるつもりだ

でも、そういう友人や恋人たちとの思い出も
キミとの関係には代えられない
これらの思い出は
この新しい愛の前には何の意味もなさなくなるんだ

 これまでのいろんな人や出来事の思い出も
 忘れ去ることなんてできない
 そういうことを思い出す時もあったりなかったりするけれど
 ボクのこの人生で今のところ一番君を愛してるんだ

*****************

ジョン自身がビートルズ時代の曲で5本の指に入るくらい気に入ってる曲。

本当に名曲だと思う。

これはヨーコと出会った後の曲なのかな。

ヨーコと出会ってから二人がお付き合いしだすまで1年以上の期間があったらしいから

ヨーコのことを思って作ったんだと思う。

ま、これはあくまでボクの想像だけど。

いや~、しかしこれは本当に良い曲だ。


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There's a Place - Lennon/McCartney

2016年05月22日 | ビートルズ
There's a Place - Lennon/McCartney


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There's A Place

ボクには行く場所があるんだ。
落ち込んだりしたとき
気分が沈んだときなんかに。
それはボクの心の中。
ひとりでいると時の経つのも忘れてしまう。

そういう時はキミのことを思う。
キミのしたことや言ったことが頭の中をぐるぐる駆け巡る。
例えば「あなただけを愛してる」みたいなセリフがさ。

そうすると悲しみはどこかに去っていく。
そういうことってわかるよね。
明日は寂しくないと思えるんだ。
そんなことってないかい?

ボクには行く場所がある。
落ち込んだり、淋しくなったりしたときに。
それは心の中にあるんだ。
そこにいると時の経つのも忘れてしまう。

*************************

ビートルズにとって記念すべき第1作めのアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」に収録されてる。

今から思うとビックリするが、このアルバムは丸一日ですべてを録音してしまったらしい。

ビートルズのライブバンドとしての面目躍如といったところ。

この曲は大部分をジョンが作ってBメロでポールが手伝ったらしいね。

全編二人のコーラスが心地よいし

単なる恋心を歌ってるだけじゃなく

内省的なニュアンスが含まれている曲で

この頃からジョンは内省的な歌に傾きかけていることがわかる。

イケイケドンドンな雰囲気もあり

ちょっと寂しげな雰囲気もありで

結構好きな曲。

このあたりの曲を聴いてると

ジョンが無くなった後のFMラジオのビートルズ特集で知った中2の頃を思い出す。

この頃はお小遣いなんかもらってなかったしアルバムなんてそうそう変えなかったから

カセットテープでエアチェックして

一心不乱に聴いていたなあ。

アルバムごとにずっと垂れ流していたから

初期のアルバムはほとんどこの頃のラジオからのエアチェックで録音したカセットテープばかりだった。

だから後期のアルバムはアルバイトで少しずつ買い集めて行ったけど

初期のアルバムを買ったのはずいぶん後だったね。

そういうことまで思い出されてきてとても懐かしく感じるよ。
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The Beatles - Can't Buy Me Love

2015年11月26日 | ビートルズ
The Beatles - Can't Buy Me Love


ビートルズはライブよりもスタジオバンドで

ライブバンドとしてはストーンズの方が優れてたという評判をよく聞くけど

こうやってその当時のライブを見ても、

60年代前期の頃はライブバンドとしてもイけてる気がする。

だって有名になる前に5年間ほど小さなライブハウスでずっと演奏してたんだもんね。

ノリがいいに決まってるよ。

それに引き換え同じころのストーンズのライブを見てみると結構ヘタレてるんだよね。

そりゃそうだ。

ストーンズは結成して間もなくすぐにデビューしちゃったからバンドとしてのグルーブがまだ固まってなかったんだと思う。

ストーンズが良い感じになるのは70年代に入ってからじゃないかな。

60年代はストーンズがスタジオバンドで

ビートルズはライブを止めちゃうまではライブバンドだったんじゃないかって気がするよ。

ライブを止めた後はスタジオワークに専念したからスタジオバンドと呼ばれても仕方がないけれど。

とにかく、ノリがすごく良いから現在の印象と違って新鮮な感じがするね。
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The Beatles - A Day In The Life

2015年11月01日 | ビートルズ
The Beatles - A Day In The Life


この曲はアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の最後を飾る曲で、このアルバムの中で一番好きな曲だった。

中学の頃このアルバムを購入してヘッドホンをして大音量でオーケストラが奏でる不協和音でズンズン上っていくパートを聴くたびに、背筋にゾクゾク鳥肌が立ってた。

その当時は80年代に入ってて、全編にエコーを利かせた曲ばかり。

シンセサイザーで隙間のない音の洪水であふれかえっていたから、こういうエコーもあまりかけずに録音されている音はすごく新鮮に感じた。

と、いうか80年代の音楽がいかにもうわべだけの底の浅い曲に聞こえてしかたがなかった。

だから聴くのは60年代、70年代の曲ばかりで

そのおかげで時代からどんどん取り残されることになっちゃうわけなんだけど(苦笑)。



でも、今になってこうして映像で見れるのは本当にうれしいね。

観てると、ここかしこにミックとキースの顔がちらちらと見える。

開始から20秒あたりでミック。

1分3秒の頃にキース。

1分44秒にはミックとキース。

2分37秒にはミック。

彼らはよくビートルズのレコーディング風景で見かけたりするから、ビートルズのことをずっと目標に追っかけをしてたんだろうなと思う。

ユーモアのセンスもあるし、アートも感じさせるビートルズは本当に現代のバンドもひっくるめて考えても別格の存在感を示してると思う。

おまけにポップさも兼ね備えているわけだから、向かうところ敵なしだよね。

いや、ホントサイコーです、彼らは。
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