yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

ルーツ・オブ・レジェンド

2014年02月22日 | ボブ・マーレー

</object>
YouTube: BOB MARLEY TRAILER: The Man, The Legend "Marley" Documentary: ENTV

ボブ・マーレーのドキュメンタリー。

このDVDを観るまでは、

ボブ・マーレーは裕福な白人を父に持ち、上流階級の家庭に育ったとずっと思ってたけど

実際はその逆で、

実母に捨てられ、白人である実父にも拒否された「マザーレス・チルドレン」だったということがわかった。

しかも、半分白人の血が混じっているせいで

黒人からも仲間はずれにされいじめられることも多かったとのこと。

子どもの頃からのそういうトラウマが彼の活動の原動力だったんだなあ・・・。

ジョン・レノンもそうだし、

多くの人を感動させる偉大な人物は得てして不遇な少年時代だったりするんだよね。

 

晩年、

彼は、サッカーをしてるときの怪我から癌に侵され、

ドイツの療養所ですごしたらしい。

抗がん剤のためにドレッドヘアはすべて抜け落ちてしまい、

亡くなるまで息子のジギー・マーレーも会うことができなかったとのこと。

ジギー・マーレー曰く、

このドキュメンタリーを見てはじめて自分の父親のことが理解できたらしい。

小さかったせいか、よくわからなかったことも多かったとのこと。

とにかく、

有名になっても、決して驕ることがなく、

でも、とても女好きで

女性には不誠実だったという近しい友人の証言もある。

なんせ、7人の女の人に子どもを11人もうけたらしいからね。

その中には、

ジャマイカ出身で世界美女コンテストでグランプリを取った女性も含まれ、

そのことをスクープされたときは「美女と野獣」と揶揄されたらしい。

でも、正妻のリタは決してそのことに対して不満を洩らすことはなかったらしいね。

そして、そのこともリタの子供たちにトラウマを与えてたとのこと。

どうしても自分が受けた傷は「そういうことは当たり前のことなんだ」ということで処理してしまい、

トラウマの連鎖がつづいてしまうんだろうなあ・・・。

 

なぜか割りと裕福に育ったとカン違いしてたので

このDVDには少々ショックを受けた。

彼は意志の力で

少年時代のトラウマを克服してきたんだなあ・・・ということが理解できて

彼の作る歌詞がわりとワンパターンなのも

なんとなく理解できた。

いや、こんなこと言っちゃ失礼だな。(苦笑)

「彼のメッセージが一貫してた」と言ったほうがいいね。

にほんブログ村 イラストブログ アートイラストへ←ブログランキングです。一日一回応援ポチをヨロシク。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元気が出る曲。

2013年08月12日 | ボブ・マーレー

</object>
YouTube: Bob Marley - One Drop Zimbabwe Santa Barbara Live 1979

One Drop

ひとつストンと落ちるのを感じてごらん
そう、まだ時は流れてる

その時の流れをちょっとストップさせてみるよ
つまるところボクらは世代間の違いをなくそうとしてるんだ
太鼓のリズムを感じてごらん
体制に反抗している生々しい鼓動を
さあ、感じとるんだ

わが主ジャーは決して我らを見捨てたりはしない
悪から善に導いてくれる
わが主ジャーは決して我らを見捨てたりはしない
そう、決して

奴らが自分たちの都合のよい世界をつくったとしても
オレたちは戦い続けるつもりだ
どんなにきつい戦いでも
ドレッドのために死ぬ覚悟はできている
空腹や飢餓や悲嘆に苦しんでるのなら
黙示録を読んでみるといい
そこには救いが描かれているんだから

さあ、オレたちに神の言葉を教えてくれ
悪魔の考えなど必要ないんだ
正しい道を指し示してくれ
悪魔の哲学なんぞいらないから・・・・

ひとつストンと落ちるのを感じとるんだ・・・

***************

これという特別に肩入れしている宗教なんかないし、

逆にあまり宗教そのものをうさんくさく感じる人間なんだが

ボブ・マーレーのように歌われると

純粋に「信仰」すること自体は悪くないんじゃないかと思えてくる。

自分の信じる道にまっしぐらになっているヒトを見ると

とにかく感動してしまう。

たとえばこれがスポーツマンでもバンドマンでも絵描きさんでも

自分の価値観に一生懸命に取り組んでるさまをみると感動するんだよね。

こういうヒトのことを「カッコイイ」と思えるし、

自分もこういう感じで「カッコよく」生きて行きたいんだが

なかなかそう思い通りにいかないのが悲しいもんなんでありまするよ。

Imajin2

にほんブログ村 イラストブログ アートイラストへ←ブログランキングです。一日一回応援ポチをヨロシク。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

疲れた心に効く曲。

2013年06月13日 | ボブ・マーレー

</object>
YouTube: Bob marley "no woman no cry" 1979

No Woman, No Cry

女よ、泣かないで
泣く必要なんかないんだよ

思い出話をしよう
トレンチタウンの官庁の敷地内に座ってたときのことだ
善良な人々にまぎれている偽善者達のことを眺めていた
ぼくらは良い友人達を得もしたが、失いもしたんだ
この先、輝かしい未来がきても

この身に起きたことは
きっと忘れることなんてできやしないだろう
だから涙をふくんだ

泣かないで
なみだを拭いて
泣くことなんてありゃしないんだよ

トレンチタウンの官庁の敷地内に座ってたときのこと
ジョージーが薪で火をくべていた
丸太は一晩中燃え盛り
コーンミールを作って
ぼくらはそれを分け合って食べたんだ
そう、自分の足としてはまだ馬車がある
だからまだまだ進んでいかなくちゃならないんだ

つまりは
すべては良くなっていくってこと
すべてのことに未来はあるってことなんだ
だんだんと良くなっていくよ
少しずつ上手い具合に変わっていくんだ
そう、良い方向に向かってる
そう信じてごらんよ
そう、
すべてきっと上手くいくって

だから、
泣かないで
涙をふいて
ね、愛しい人よ
泣くのはもうよすんだ・・・

*****************

ボブの歌い方を、伝え方を見てるだけで感動してしまう。

もちろん、歌があってこそなんだけど。

いかにも体が硬そうな動きをみてると、表面的にカッコつけること自体がバカらしく思えてくるよ。

「カッコイイというのはこういうことだ」

そういう価値観を再認識させられるね。

にほんブログ村 イラストブログ アートイラストへ←ブログランキングです。一日一回応援ポチをヨロシク。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ONE LOVE

2013年04月23日 | ボブ・マーレー

</object>
YouTube: One Love Bob Marley official video (HD)

      ONE LOVE

たった一つの愛を、
たった一つの心を、
さあ、みんな自分の胸に持つんだ
そして、すべてがうまくいくということを感じようじゃないか
泣いている子供達がいる
その子たちに伝えよう
『神に感謝と賞賛をささげるんだ。そうしたらすべてが楽になるよ』と
こうも伝えよう
『一緒に愛を感じよう。そうしたらきっと救われる』と

  やつらの汚らしい目つきにさらされながらも
  一つだけ疑問があるので
  ぜひ質問させてほしい
  信仰によって救われるはずの人々を傷つけてしまった罪深き人間に居場所はあるのかい?

たった一つだけ、
たった一つでいいんだ
さあ、みんなで感じよう
すべてが上手くいくことを
始めから終わりまでそれさえあればいいんだ
神に感謝と賞賛をささげ
みんなが一つになることを意識しようじゃないか

  この神聖な善と悪との戦い(ハルマゲドン)に参加しよう
  幸いにもその人たちには最後の審判は下らないだろう
  チャンスを逸した連中を哀れに思う
  全能の神からは決して逃れられないんだ

たった一つだけの愛、
たった一つの心で
すべてが上手くいくんだ
さあ、みんなで愛を感じよう
そうすればきっと救われる
神に感謝と賞賛を忘れずにいれば
きっとみんな上手くいく・・・

****************

宗教色の濃い歌詞だけど

「神」という部分を、人それぞれの大事にしてることに置き換えれば

だれにでも共通する感覚なんじゃないかと思う。

日本人はボク自身も含め無宗教の人は多いといわれてるけど、

それは一神教の信仰がないだけで

実は「いろんなところに神が宿る」という多神教を信仰してるからなんだと思う。

『妖怪』(身近にあるさまざまなものに宿る神が格下げされたもの)を信じるのはその典型だし

「もったいない」という日本独自の考え方も、ここから始まってるんではないかと思うんだよね。

「どこにでもいる」イコール「どこにもいない」となっちゃったんだね。

お金がたくさんありすぎると結局お金の存在すら感じなくなってしまうのと同じだよ。

まあ、それにしたって

この曲は世界的に歌われてるらしく、世界中のミュージシャンが演奏してるビデオクリップもあって

それをみると一つの歌だけで世界がつながっていることを実感できて

なかなかに感動を覚えてしまう。

以前聴いた『ウイ・アー・ザ・ワールド』みたいな感動。

みんなそれぞれがひとりぼっちで生れ落ち、一人ぼっちで死んでいく、

この孤独な世界で一つになれる瞬間があるなんて

それだけで素晴らしく感じる。

音楽だけじゃなく、芸術一般すべては

こういう人に希望を与える働きがあるんじゃないかと思う。

だから人間にとって必要不可欠なモノだと心底思うよ。

</object>
YouTube: One Love | Playing For Change | Song Around the World

↑これが世界中のミュージシャンによるビデオクリップ。

どんなに悲惨な出来事があっても『希望』さえあれば生きる力が湧いてくる。

その希望を常に維持するのは大変なことなんだけど、

こういう曲がその力になれる一つなんだと思うよ。

Could_you_be_loved

にほんブログ村 イラストブログ アートイラストへ←ブログランキングです。一日一回応援ポチをヨロシク。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボブ・マーレー「バビロン・システム」

2013年03月06日 | ボブ・マーレー

</object>
YouTube: Bob Marley Babylon system

     Babylon  System

 おまえらの言いなりになることを拒否する
 俺たちは俺たちなんだ
 それが普通であり、道理でもある
 おまえらによる洗脳は無駄だよ
 そんなことよりも
 自由について語り合おう
 人々の自由と平等について

 俺たちはブドウ桶を踏み続けてきた
 もうずいぶんと長いこと
 さあ、今こそ抵抗を始めよう
 俺たちはホントに長いこと
 ブドウ桶を踏んでワインを造り続けてきたんだ

  バビロンシステムは吸血システムだ
  来る日も来る日も子供達から吸い上げる
  バビロンシステムは吸血システムだ
  苦しみに喘ぐ人々の血を吸い上げる

  教会や大学で
  ずっと洗脳は続いてきた
  そこから生まれてくるのは
  泥棒や殺人鬼ばかり
  見てみろよ
  今もまた苦しみに喘ぐ人々の血を吸い上げている

 本当のことを子供たちに伝えよう
 子供達に真実を
 キチンと子供達に伝える義務がある
 さあ、怖れずに伝えていこう・・・

*************

久々にボブ・マーレーを聴いた。

彼の歌声を聴いてると

心の中に力が湧いてくる。

こういうのをみんなにも味わって欲しい。

ホントに、ホントに勇気って伝わるもんなんだっていうことを実感して欲しいよ。

にほんブログ村 イラストブログ アートイラストへ←ブログランキングです。一日一回応援ポチをヨロシク。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする