昔は、「ディズニー・シー」や「ディズニー・ランド」なんて「子供だましの金のかかる遊園地」ぐらいにしか思ってなかったんだけど
一度、行ってみると、
ひとつひとつのアトラクションの世界観の作り込み方、
お客さんの目に届かないところまでのしっかりとした手入れ、等
今までの「遊園地」というイメージとは、かけ離れた別の世界という認識を持ってるんだよね。
まあ、知り合いから「タダ券」が手に入るから行くっていうのもあるんだけど
興味のない所だったら、
「タダ券」があっても行かないもんね。
特に、ヒトでごった返すところなんて行く気にもならないからね。
とにかく、
「すごいなあ」っていつも思うところは
ディズニー・シーもディズニー・ランドも、アトラクションにはいつも行列に長い時間並ばなくちゃいけないんだけど
行列で待ってる間に、そのアトラクションの世界に引きずり込まれて
そんなに激しくないアトラクションでもものすごく楽しめてしまうところ。
2枚目の写真は
メインの火山に突き刺さってる
巨大な掘削機。
これも実は単なる通路にあるオブジェで
べつにこれが動くわけでもなんでもないんだけど
そういう、一見ムダと思われるところに
心底、力を入れて作りこんでるんだよね。
道端にこっそり咲いていた「オジギソウの花」。
ボクは、オジギソウは生まれて初めて肉眼でみた。
今までは図鑑でしか見たことがなく
イメージより随分小さかったな。
花も直径1センチくらいでポンポンみたいでかわいらしい。
もちろん、葉っぱもさわってみたよ。たしかにキュウ~ッと縮まって、きちんと「おじぎ」してくれた。(笑)
「海底二万里」のアトラクションのオブジェ。
これも、もちろん動くことはない。
それにもかかわらず
この作り込みようなんだよね。
これらの制作に携わった人たちは
ホントに楽しかったろうね。
宮崎駿の世界観にも通じるオブジェたちで、否応なしにその世界観に入っていける。
今回は「ノーチラス号」にはメンテナンス中で乗船できなかったけど
これらのなかにいるだけで楽しい気分になれるから不思議だよ。
息子が一番気に入ったのは
4枚目の写真の「レオナルド・チャレンジ」。
これは「要塞の中のオリエンテーリング」みたいなやつで
要塞の中にさまざまな科学的な仕掛けのある部屋があり、その中のいろいろなミッションを探し当ててクリアしていくというもの。
彼は、激しい乗り物には興味がなく、
こういう感じの「探検」や、普通の人が見過ごすような「小さなもの」や「隅っこにあるもの」とかを発見するのが好きみたい。
だから夏休み中の「富士山の樹海」と同じように、そういうところまでしっかりと作りこんでる「ディズニー・リゾート」はすごく楽しめるみたいだね。
今日は、雨のパラつくあいにくの天気だったけど
パレードやキャラクターなんかにまったく興味のない我が家にとったら
お客さんの数もそれほど多くなかったし、ホントにすごく楽しめた一日だったよ。