今回のイラストは「レット・イット・ブリード」の1曲目「ギミーシェルター」をモチーフに。
ストーンズにしては珍しく、当時アメリカが足を踏み込んで、後に泥沼化しちゃったベトナム戦争をモチーフにしてると思われる曲ざんす。
「嵐が俺の生活を荒らしちまう。避難場所がないと俺は消えてなくなっちまうよ。戦争が俺をふっ飛ばしちまう。
ふっ飛ばしちまうんだ・・・」
「炎が通りを舐めまわしちまう。まるで赤いコールタールの絨毯のようだ。狂った牛が逃げまどう。
戦争が俺をふっ飛ばしちまう・・・」
いや~、昔も今もアメリカってのはあんまり変わってないよね。
昔はベトナムの泥沼に、今はイラクの砂嵐にはまっちゃってるもんねえ。
実は、この曲はストーンズにしてはちょっとハードなナンバーで、僕自身、あんまり好きじゃなかったんだよね。
でも、「レット・イット・ブリード」の1曲目だから何度も聴くことになって、だんだん、この曲がないと、このアルバムを聴いた感じがしなくなっちゃった。
やっぱ、社会派の曲になると、肩に力が入っちゃうのかな?
もう少し、気楽な曲調だと良いんだけどね。アルバムの同名曲の「レット・イット・ブリード」みたいな感じ、とかね。
あと・・・
戦争画だと、ピカソの「ゲルニカ」がぴかいちだね。
あの絵もやっぱり、ちょっと間の抜けた感じの絵で描いてて、しかも、悲惨さもしっかりと表現されてるから、いいんだよね。
もちろん、直球ど真ん中の絵や曲でもいいんだけど・・・
社会派の作品ってのはムツカシイねえ・・・
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