yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

道徳の教科化は良いけれど・・・。

2014年10月23日 | 国際・政治

道徳を教科のひとつとして
こどもを評価していくことが中教審から答申された。

安倍さんはこれを受けて
道徳の教科化を目指すらしいけど

人に道徳を説くんであれば
まずは自分達政治家の言動を振り返って欲しいよね。

例えば・・・

「福島第一原発はコントロール下にある」といい加減なことを言っちゃうこととか、

「特定秘密法の理解を得るためにこれからも丁寧に説明していく」と言いながら
未だに何が対象なのかとかがさっぱりはっきりしないこととか、

「集団的自衛権」の閣議決定のとき、
自分にとって都合よく論理のすり替えをおこなったりとか、

国民に対しその場限りのいい加減な説明が多すぎる。

もちろん、政治とはそういうもんだ、と言う人もいるかもしれないけど

手ごわい「ならず者国家」に対してはしょうがないことかもしれないけど
自国民に対してそれを行うのは、
国民に対して非誠実な点において
「ならず者国家」とあまり変わらない気がするよ。

今回の閣僚の
「うちわは討議資料だ」とか
後援会の不正経理とか、

まあ、今に始まったことじゃないのにもかかわらず、
未だに根絶されてないってコトに対して
まずはメスを入れるべきなんじゃないのかね。

「こどもは大人の鏡」って言うし、

ぼくたち大人の言動をもっと誠実なものにしていけば
自然とそれを見て育った子どもたちも
同じように考えるようになるんじゃないかと思うよ。

道徳科として強制したって
「良い評価をもらうために適当に受けの良い意見を口先だけで言うだけ」っていうこどもを育てるだけだし、
それはただ単に、
「ずるい大人」をつくっているだけのような気がするんだけどね。

どうしてそんなに自分達のような「ずるい大人」を増やしていきたいのかなあ・・・。

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