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Summer Time Machine Blues Trailer

2017年02月05日 | 映画
Summer Time Machine Blues Trailer


今週、息子がレンタルしたのはこれ「サマータイムマシンブルース」

2005年公開の邦画。

ボクは洋画派なんだけど、彼は邦画派なんだよね。

おかげで邦画もよく観ることになった。

邦画っていかにもお芝居してるっていう演技が多いし、作品自体も監督の思いが強すぎるのか、

ちょっと独りよがりの作品が多くて積極的にあまり見ないんだけど、

ときどきツボにはまって面白いものがある。

ほとんど期待してなかったんだけど、これもとても面白く楽しめた。

内容としては、

エアコン必須の暑い夏を過ごす大学サークルのSF研究会でのお話。

エアコンのリモコンが壊れてしまいエアコンが動かなくなってしまったからさあ大変。

そこになぜか未来からタイムマシンに乗って未来のSF研究会の人がやってきた。

そのタイムマシンで壊れる前のリモコンを持ってこようと昨日に戻るというドタバタコメディ。

ドタバタとはいえ、脚本はしっかりと練れているし、張っている伏線もしっかりとすべて回収してるし、なかなか良い出来に仕上がってる。

タイムトラベルならではつじつまの合わなさはあるんだけど、そういうのも全く気にならない。

良い出来の映画ってそうなんだよね。

些末なことは全く気にならなくなる。

例えば、ターミネーターなんかもタイムトラベルならではのつじつまの合わないところもあるんだけど全く気にならないというのと同じ。

久々にすごく楽しめた邦画ですわ。

邦画でよくみられるちょっと大げさな演技やセリフ回しも

ちょっとテンションの高い大学生ってこんな感じだし、リアルと言えばリアルに感じられた。

邦画でよくありがちなミスリードも全くなし。

あれがあるとホントにこたえるんだよね~。

一生懸命観る気が奪われちゃう。

そういう観客の心を弄ぶような演出は一切なしだから

そういうところも好感が持てる作品だった。

まあ、逆にあまりにも予測通りの展開だったから

そういうところがちょっと物足りない気がしたかな。

「ええっ!そうだったの~」という部分も欲しかったけど、

そういうこと言い出しちゃうと「ミスリード」が始まるから

まあ、いいっか。

とにかく、

洋画好きの人でもぜひ一度観ることをお勧めしたい映画です。

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