yabanjin-soulのTシャツ魂

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辺野古裁判の判決はスルーしちゃダメ。

2016年09月20日 | 国際・政治
歴史的に見ると

世界中の昔の国王はみな司法と行政と立法を束ねており

基本は「独裁体制」だった。

そこから民主主義が立ち起こり

長い時間をかけてようやく立法が分離され

国民が選んだ議員で組織する「国会」で法律が制定されるようになった。

生殺与奪の権利を持つ「裁判」(司法)も法治国家への移行の段階で他の権力と切り離された。

残った行政が国王の仕事になったんだけど

法治国家(民主化)への移行時に国王から国民へ権力が移行したという

大まかだけど「三権分立」の流れがこんな感じだったわけです。

そしてそれぞれの権力を束ねることのないように

三者三すくみの状態を作り上げた。

権力の乱用を防ぐための装置を作ったわけで

これらの権力に関わる人間はきちんとこれを理解してないといけない。

しかし安倍政権はイマイチ理解してないようだ。

これまでの安倍氏の発言で「私は立法府の長だ」というものがあって、これは単なる彼の勘違いもしくは言い間違いということにされてたんだけど

今回の沖縄辺野古基地の沖縄の地方行政の意思を無視する判決を出すために自分たちの沿った判決を出す人を急に人事異動で据えて狙い通りの判決を出させる姿を見ていると

「行政府の長」だけでは飽き足らず、「立法府と司法の長」つまり「独裁」を目指していることが何となく垣間見える。




ハッキリ言うとこのままじゃ日本は北朝鮮のような国になりかねない。

これを黙って見過ごしてたら必ずなります。

これは断言できる。

権力を持ったらやめられない止まらない。行きつくまで行きますよ。

これまでの歴代の首相には自制心があった。

だけど安倍氏にはそんなもの一切ないことが見えてきた。

北朝鮮の先軍国家が日本にも訪れる。

実際、安倍政権では防衛費がどんどん膨らんでいる。

違憲立法の「戦争法」(彼らのいう安保法)もゴリ押しした。

特秘法もそのままだから都合の悪い情報はもうすでに隠蔽し始めている。

TVを含むマスコミはこの沖縄の判決にNOを叩きつけていかなければならないよ。

国民もこの判決にはNOを突き付けましょう。

こんなことを絶対に許しちゃいけないんです。

形だけのたった2回の審議でこの判決はない。

どんな判決かというと

「地方自治体には国の決定に逆らう権利がない」というものですから。

だから国は原発を作りたい場所に地方自治体の意向を無視して作れちゃうことになります。

ダムを地方自治体の意向を無視して作れちゃう。

基地も好きな場所に作れちゃう。

とまあこういうことです。

まるで古代の「公地公民制」なんですよ、考え方としては。

こんなの許してたら「自由」「基本的人権」を捨てちゃうのと同じです。

火の粉が自分のところに来た時にはもう遅い。

今この時がチャンスです。

声を上げるべきです。

危機感を少しでも感じている人は

できる範囲でかまいませんので少しずつ声を上げていきましょう!

日本の自由と民主主義を我々の子孫に残すためによろしくお願いします。

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