まだまだ「税が財源」という考え方が抜けない人がたくさんいるので何度も説明しますね。
結論から言うと、
税には「財源」という役割は一切無いんです。
税の役割としては、
経済市場の中で溜まったまま滞って動きが止まっている通貨を
通貨が足りなくて疲弊している部分へ移すという「富の再分配」という役割と、
通貨量が多くなり過ぎておカネの価値が下がり、
インフレが進行していくのを食い止める役割。
この2種類だけなんですよね。
通貨っていうのは、
要は経済における潤滑油みたいな存在で、
多すぎても少なすぎてもダメなんですよ。
通貨が存在することによりモノやサービスがどんどん活発に人から人へ移動することができる。
それをさせるための存在が通貨なんです。
もちろん、
こういう価値のある通貨を溜め込んでそれを財産にしたいという気持ちもわかるけど、
それだと通貨の本来の役割が失われてしまうだけなんですよね。
でもやっぱり儲かったらそうする人が多くて、
いつもどこかが足りなくなる状態になってしまう。
それを調節するのが「税」なんです。
だから徴税の基本は「儲かったところから取る」なんですよ。
そうやって景気を維持させる。
でも、
お金持ちに対して更に裕福になってもらうために導入したのが消費税。
これを導入して逆にお金持ちを減税し続けた結果、
30年も続く不況に陥っちゃったってこと。
このグラフを見てもらうとわかる通り、
総税収はほぼ変わらないのに、
消費税が伸びた分、最高所得税や大企業の法人税を減らしている。
社会保障の負担も伸びているから消費税が社会保障に使われていないのは明らかでしょ?
そういうのをキチンとわかりやすく説明してくれているのがこの動画。
積極財政に批判的な質問者に答えて山本太郎がきちんと説明してくれています。
是非一度ご覧になってみて下さい。
【山本太郎】誰も日本の税制がおかしい事に気づいていない。質問者が山本太郎を論破しようと試みたが。#山本太郎#れいわ新選組 #自民党 #経済 #インフレ #信仰 #高校生 #お金
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