壁面画こいのぼり

職場で午後に行われている学習のメインは運動だ。

閉ざされた空間に身を置いている児童にとって生活するうえでのストレスは半端ないため、

思い切り体を動かせる時間帯はその日の生活の中でも重要な位置を占めている。

ときどき運動よりも図画工作が好きという児童もいるにはいるが

そういう児童も長い生活を送っていると

そういう活動よりも「運動したい」という欲求が高まってくる。

今日ももちろん運動させてやりたかった。

雨の日でも「選択制」を取り入れ

運動したい子どもと運動以外の活動をしたい子どもとに分かれて活動することも増えているんだけど

前回の壁面画「紅白梅図」が未だに壁に貼られており

そろそろ季節感もなくなりつつあったので

壁面画作成とした。




今回は「こいのぼり」。

いつものように折り紙を貼り付ける作業とマッキー、ポスカ等で色を付けるという2本立ての作業。

まずは折り紙を4つ折りして1枚の折り紙から４つの鱗を切り出す。

んでそれをあらかじめ下絵を描いた模造紙（たて１ｍ、よこ４ｍ）のこいのぼりに貼り付け、あとは色を付けて行く作業。

相も変わらず最初はブーイングから始まる子どもたちも

作業が始まると結構集中して取り組むからおもしろい。




作業を二つに分けているのは

子どもたちの集中があまり長く続かないためなのだけど

場面の切り替えもうまくないため

次の作業に移るときには必ず引っかかる子どもがいたりする。

そういう苦労をしつつ今回もなんとか完成にこぎつけた。

出来上がった作品を見て子どもたちもご満悦のご様子。

大人は結構くたびれるんだけど子どもたちはホントに元気なんだよね。

だから壁面画もものすごく元気なこいのぼりができあがった。

おつかれさま！