いやあ~、なかなか興味深い画家さんだね。
画面にたくさんの線が描かれてあって
ボクの絵と共通点が多い気がして
すごく共感できた。
もちろん、「ビュフェ」の絵のほうが凄いんだけど。(笑)
番組に呼ばれてた作家さんは
「こうして枠を描き込まないと、自分の意識が崩壊してしまってたんじゃないか・・・」
なんて、コメントしてたけど
ビュフェと同じように、いっぱい線を描きまくってるボクはちょっと違う意見だな。
あるひとつの具象的な事柄について、感じることはひとつだけじゃないよね。
例えば、
好きな人が目の前にいても、感じてるのはただ「好き」っていう情感だけではないはずで
その対象には何の問題も感じてはいないんだけど
よくよく自分の心の中をのぞいてみると
自分自身の中に、何か解決されない「モヤモヤ」というか
「不安感」というか、
そういった感情が誰にでもある、と思うんだよね。
「自分自身は完全無欠だ」なんて思ってる人にはないんだろうけど。(笑)
他の画家さんたちは
自分の中のひとつの感情を特化して絵で表現してたんだろうけど、
「ビュフェ」は常に自分の中に漂ってるそういったものを常に感じていて
それを、あの黒い線で表現してたんじゃないかなって思うんだ。
もちろん、コレはボク個人の意見なんで
まったく的外れかもしれないけど、
でも、彼の絵を見て
「あ、ボクと同じような表現の仕方だ・・・」なんておこがましくも思っちゃったもんで。
音楽の中に「野蛮人魂」を感じるときも
同じなんだよね。
泥臭くて
「がしゃがしゃ」した感じとか
「でこぼこ」した雰囲気とかがそういうものを表現してる感じがするんだよね。
なんか、よくわかんない説明になってきちゃったけど。(苦笑)
ま、そういう感じです。(笑)
失礼しました。