シエンタで使うためのホイップアンテナの2本目は、1本目と同じく7MHz@COMET_HFB-40だが、今回はCW用に調整する。バンドプランからもお分かりのように、CW周波数は拡張帯からとても離れていて1本分の帯域ではカバーしきれないため、HFB-40は2本体制にしている。と言うことで、まずはHFB-40を2本とも先に仕上げることにした。
測定は毎度のアンテナアナライザーを使うが、先日のような簡易測定ではなく7MHz用アンテナチェックケーブルを使用していく。なお、SWRはf0における値で、帯域はSWR≦1.5の範囲を指す。
まずは現状把握、ラクティスで使っていたままの状態で1回目の測定を行った結果、f0=7.035MHz、SWR≒1.00、Z≒49Ω、帯域=7.007~7.063MHz(7.035MHz±28kHz)。であった。ラクティスではf0=7.013MHzだったので、1本目と同じ傾向でシエンタでは22kHz程度高くなった。と言うことで、エレメントを伸ばして調整だ。
今回はf0ねらい値を7.011MHz付近とし、1本目の結果を参考に伸ばす長さを12mmとした。それで測定した結果、f0=7.010MHz、SWR≒1.00、Z≒50Ω、帯域=6.981~7.039MHz(7.010MHz±29kHz)となってくれたので、ここで終了とした。
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CW用のHFB-40はラクティス時代の使用実績を踏まえ、主にコンテスト以外の運用で選ぶことになると見て、前回よりf0を気持ち下げた。コンテストは途中で運用場所の変更がNGなので、もっと大きいor長いアンテナとなる実態に対し、このアンテナは「お気軽モードで使えれば…。」と思った。
これで運用はもちろんのこと、走行中に調整済みアンテナで7MHzCWをワッチできるようになった。CWは年明け以降やっていないはずなので、通勤時などにリハビリワッチしたいと思う。
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