本日発分まで、悪天候による運休が決まった“トワイライトエクスプレス”。非常に残念な展開であるが、こうなってしまったからには明日のラストランをニュース映像などで見ることができることを祈るとしよう。まぁこれも天候によっては微妙なのだが…。
ところでこれまでにも余談程度に書いたかもしれないが、“トワイライトエクスプレス”は私にとって“鉄の原点”と言える列車だ。1989年の春、通学用の定期券を買いに最寄り駅へ行った際、“トワイライトエクスプレス” のオレンジカードが窓口で販売されていた。当時はこの列車の存在すら知らなかったので、「この何とも言えない風格と言うか雰囲気は何なんだ?」と疑問に思った。
その後しばらくして列車の概要を知り「カッコイイな~!」と思うようになった。それと運転区間に北陸本線が含まれていることもラッキーであった。そしてUP写真のオレンジカードや時刻表を購入、翌年には富山駅で駅撮りした写真をネタにQSLカードを作成した。ちなみにカメラは親のミノルタ製バカチョンであった。
それからの約10年はアマチュア無線を優先したためカメラは買えなかったが、鉄系の雑誌は時々買っていた。そうこうしているうちにカメラはデジタルの時代となり、2001年にSONY@DSC-F707(500万画素)を買ったことで撮り鉄活動が本格的に始まった。カメラはその後Nikonに乗り換え、現在に至っている。
この原稿をタイプしながら、「“トワイライトエクスプレス”は、今までどれだけ撮影できたのかな~?」と思うようになった。今回の件(廃止および原点の回想)をきっかけに、ちょっと意識して過去データを見てみようかと。記憶が曖昧なので、どんな写真が出てくるか?少し楽しみになってきた。
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