クズ[葛](マメ科)
日当たりの良い林際や土手に、大群生するつる性の多年草。
茎の基部は木質化し、つる状に長く伸びます。7~9月、葉のわきに総状花序を出し、紅紫色の蝶形花を多数つけます。
道端の竹やぶから伸びていたクズのつるを見ていたら、こんな葉痕を見つけました。
上の方にふたつ突き出ているのは、冬芽でしょうか。まるで角か耳のように見えますね。
クズの根の澱粉は、葛粉となります。つるの方はあまり太くないですが、根のほうはとても太くなり、直径が10~20cmにもなるそうです。
子どもの頃、家の裏に生えていたクズの根を掘ったところ、ものすごく太いものが土から出てきて驚いたことがあります。何か見てはいけないものを見た気がして、しばらくその場所に近づけませんでした。
いっぱい栄養を蓄えているんですね・・・・・
クズの花
1月中旬 横浜市内にて