ジャコウアゲハ[麝香揚羽](アゲハチョウ科)
本州から南西諸島まで広く分布するが、東北地方北部では稀です。
幼虫の食草である、ウマノスズクサ類の生える周囲に限定されるようです。
ウマノスズクサは強い毒性を示すアリストロキア酸を含みます。本来は動物や昆虫に食べられないようにする防御物質ですが、ジャコウアゲハの幼虫はこれを食べてしまいます。
そうしてこの毒を体内に蓄え、成虫になってもそのまま持っているのです。
ウマノスズクサの毒を利用して、自らが鳥などに食べられることから身を守っているのです。
九州以北では、蛹で越冬をします。雄の成虫が腹端から麝香のような匂いをさせることからこの名がついたそうです。
以前観察していたウマノスズクサは、刈り取られることが多く、今までジャコウアゲハの姿を見たことはありません。
この蛹が羽化して、成虫の姿を見ることができるでしょうか。
その日を楽しみにしています。
1月下旬 大和市内にて
本州から南西諸島まで広く分布するが、東北地方北部では稀です。
幼虫の食草である、ウマノスズクサ類の生える周囲に限定されるようです。
ウマノスズクサは強い毒性を示すアリストロキア酸を含みます。本来は動物や昆虫に食べられないようにする防御物質ですが、ジャコウアゲハの幼虫はこれを食べてしまいます。
そうしてこの毒を体内に蓄え、成虫になってもそのまま持っているのです。
ウマノスズクサの毒を利用して、自らが鳥などに食べられることから身を守っているのです。
九州以北では、蛹で越冬をします。雄の成虫が腹端から麝香のような匂いをさせることからこの名がついたそうです。
以前観察していたウマノスズクサは、刈り取られることが多く、今までジャコウアゲハの姿を見たことはありません。
この蛹が羽化して、成虫の姿を見ることができるでしょうか。
その日を楽しみにしています。
1月下旬 大和市内にて