自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

ナルコユリ・・・

2014-06-03 21:51:00 | お散歩
ナルコユリ[鳴子百合](ユリ科)

山野の林に生える多年草。葉は披針形~狭披針形で、裏の脈に粒状突起があります。
5~6月、葉の脇に緑白色の筒状の花を1~5個ずつ垂れ咲かせ、花冠の先は緑色になります。
アマドコロと似ていますが、花期も遅く、葉も細い感じで、茎には稜がなく丸くなります。
根茎は「黄精(オウセイ)」といって強壮薬として用いられます。
並んで垂れ下がる花の様子を、田んぼに置いて鳥を追い払う鳴子のに見立てこの名がついたそうです。
林縁の小道を歩いていると、花の萎れたナルコユリに出会いました。花の数も多く、立派な株ですが、花の季節には少し遅かったようです。
ここでは何株かまとまって生えていたので、花の盛りは見事だったでしょう。
来年はその様子を観察してみたいです。

5月下旬 横浜市内にて

コメント (3)
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