シロダモ(クスノキ科)
林際の道を歩いていると、道の上に張り出した枝に、こんな奇妙なものが付いていました。
これはシロダモの実のようです。
去年の秋は、シロダモの赤い実を確認することができませんでしたが、こんなシワシワなものに出会うとは思いませんでした。
赤く色付いているものがひとつだけありますが、その他のものは熟せなかったのでしょうか。それとも色落ちしてしまったのかな。
詳しいことは分かりませんが、このシロダモの他の枝に、このようなものは付いていませんでした。
実の方はともかく、この写真では、シロダモの葉裏の白さがよくわかると思います。以前にも載せましたが、これは細かい毛が密集しているのではなく、高級脂肪酸で、ロウのような物なのです。
寒さも和らいできて、シロダモの冬芽も大きくなってきています。あの幽霊の手のような新芽が萌える日も近付いて来ていますね。
雄花 雌花と赤い実 幽霊の手
2月中旬 横浜市内にて
yakumaさんも「幽霊の手」に見えるのですね。
暗い林の中で、あの姿を見ると一瞬「ぎょっ」とします。
やっぱり、熟しきった結果なのでしょうか。
きれいな姿も見てみたかったです。
シロダモの新芽、林の中で見ると、何となく光っているようにも見えます。
急に視界に入ると、ちょっと驚きますね。
乾いた実は初めて見ました。
シロダモはけ金色の冬芽から、毛の生えた柔かい白い若葉へ。
暗がりにとても映えて綺麗に感じます。
遠目だと、花が咲いているのかと間違えそうになるほど。
「幽霊の手」と思うと、怖いです。。。
私もこのような姿は初めて見ました。
シロダモの「幽霊の手」は、以前張り切って探したことを思い出します。
とても目立つものですよね。
そういえば、私も花が咲いていると思ったことがありました。
また今年も探してみます。
うふふ♪ 本当にドライフルーツみたいですね(笑)
でも、お花は可愛いのでチョッと安心 (^^)
ただ、幽霊の手というネーミングには驚きです!
PP☆
葉の裏が白いのは、蝋質のものによるのですか。そういえば、果実は木蝋をとる材料になるのでしたね。
幽霊の手に見えますか?
なかなか面白い表現ですよね。
このドライフルーツは、食べられないでしょうが、見ていて面白いですね。
PP☆、ありがとうございます。
そうでした。
この実の油から蝋をとっていたんですね。
昔は、有用な植物だったんですね。
ユズリハは、たぶん見つけたように思うのですが、確信を抱けない。こちらのように実の時季に実を見つけられるとようのですが…。
この辺りではシロダモはよく見かけますが、あまり見かけない林もあります。
ユズリハの方は、公園などにも植えられていることがあるので、出会う機会は多いかもしれません。
うまくユズリハの実が見つかるといいですね。