シマスズメノヒエ［縞雀の稗］（イネ科）
南米原産の多年草。茎は高さ８０～１００cmになり、葉は線形～広線形。小穂の基部には環状の付属物がありません。
花期は８～１０月、小穂が３～４列に並び、葯も柱頭も黒紫色なのが特徴です。
小穂です。アブラムシのような黒い虫が、いっぱい付いているのかと思いましたが、近付いてみるとそれは葯でした。
今まであまり見た記憶が無いのですが、各地で帰化しているようです。
同属在来種のスズメノヒエは、葯が黄色く、小穂も２列で先が尖らないそうです。
花期には、簡単に区別できますね。
８月上旬 横浜市内にて
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シマスズメノヒエ、花の時期は気味悪いですね。 それに比べるとやっぱり在来種は上品そうです。今回は見つけるのパスしまーす（笑）
今日は、一日中曇り空で、涼しい日でした。
季節はもう秋ということで、背景も変えてみましたが、いかがでしょうか。
シマスズメノヒエ、何度見ても虫が群がっているように見えてしまいますね。
嫌がらず、探してやってください・・・
今年も既に見ました。
墨を塗ったような黒い色が印象的ですね。
ところで、「葯」は何と読むのでしょうか。
多摩川にもシマスズメノヒエはありますか。
本当にこの黒い色が印象的ですね。
「葯」は「やく」と読みます。
雄しべにあり、花粉を作るところです。
根岸森林公園ではもう５月頃から大きくなって、穂がこのように黒くなったものがちらほら見えます。オヒシバ、メヒシバは夏にならないと出てこないのに、シマスズメノヒエは春から秋まで勢いがあります。
一昨年がとくにすごかった。今年はややおとなしいようです。
草刈りのタイミングとか、そういうことが影響しているような気がします。
私は今年初めてこの草に気付きました。
根岸の方では、すでに定着しているのですね。
花期が長いということは、繁殖にも有利ですね。
これからもっと勢力範囲を広げてきそうですね。