ゴンズイ[権萃](ミツバウツギ科)
林縁で、ゴンズイの花が咲いていました。秋に赤く色付いて弾けた果皮と黒い種子の色合いは目立ちますが、花は小さく目立ちませんね。だからという訳ではありませんが、この花を撮ったのは11年ぶりでした。
そんな小さな花ですが、先客が忙しそうに花から花へと飛び回っていました。黄色く輝く毛に覆われたこの蜂は、コマルハナバチの雄でしょうか。綺麗ですよね。この蜂の営巣期間は短く、梅雨の終わり頃には新女王蜂と雄蜂が生まれて、その役目を終えるそうです。
マルハナバチの仲間は、受粉を媒介する重要な役割も持っています。こういう昆虫たちが普通にいることが大切ですね。
5月中旬 横浜市内にて
植物の写真にゴンズイとありますから魚のこ
とじゃないと分かりますが、そういえば植物
にもゴンズイというものがあったと言うこと
だけは思い出しました。小さな花は地味です
ね。でも、そんな花にムシがよっている風景
を撮影しますと、それはそれで面白くなりま
す。当方も最近山野で鼻などにつく虫の姿を
ぽつぽつと撮影できるようになりました。
小さな花にも虫たちはやって来て、蜜を見逃す事はなさそうですね。
花は地味でツイツイ見逃してしまいそうですが、実が割れて種が覗くようになると、がぜん目を惹くようになりますね。
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そうですね。魚にゴンズイがいますよね。
そちらが名の由来のようです。
小さな昆虫、たまに撮ることができます。
こんなに小さな花ですが、彼らにはわかるのですね。
感心してしまいます。
弾けた実の様子からすると、地味すぎる花ですね。