木にも黒い実・・・

イヌツゲ[犬黄楊]（モチノキ科）
道端の生垣に黒い実が付いていました。
これはイヌツゲの実ですね。
この果実は核果で、このように秋には黒く熟します。
以前にも載せましたが、イヌツゲにはイヌツゲミタマフシと言ってイヌツゲタマバエによってできる虫こぶがあります。
まるで果実が付いているかのようにたくさんあることもあるので注意が必要です。
昨年雄花を観察しましたが、まだ雌花を見たことがありません。
今年は雌花を観察することができるでしょうか。
この場所に行って観察したいと思います。

2021年の雄花

１２月下旬　横浜市内にて

黒く丸く・・・

アカネ[茜]（アカネ科）
枯れた草むらで黒い果実と出会いました。
茎はほぼ枯れていますが、辛うじて残った葉の様子などから、これはアカネの実だとわかりました。
アカネの果実は核果です。
この一角にはたくさんの果実がありました。
ちょっとした群生が見られたのでしょうね。
昨日の積もった雪は、今日一日でほとんど解けてしまいました。
相変わらずこの辺りは雪には弱いですね。

9月の花

１２月下旬　横浜市内にて

旅立つ準備も・・・

テイカカズラ［定家葛］（キョウチクトウ科）
林縁の木に絡まったテイカカヅラの開裂した果実に出会えました。
中から白い冠毛を付けた種子が飛び出しています。
ここは私がブログを始めた頃から観察をしている所です。
周囲の環境は多少変わりましたが、このテイカカヅラは変わらずに実を付けていました。
今日は小寒、ここ横浜も冷え込んでいます。
明日の最高気温は3℃の予想。雪も降るかもしれないそうです。
冬ですね。

2020年の花

１２月下旬　横浜市内にて

赤い実幾つか・・・

サルトリイバラ[猿捕り茨]（サルトリイバラ科）
林縁でサルトリイバラの赤い実と出会うことができました。
数年前から観察を続けられている所です。
以前よりも下草が茂っていて、探すのに苦労しました。
ある程度人の手が入らないと荒れてしまうものですね。
こうした林が多くなっています。

2019年の花

１２月下旬　横浜市内にて

迎春、2022・・・

2022年が明けました。
2年続きで新型コロナウイルス感染症が落ち着かず、例年とは違う生活を強いられていますが、今年こそ終息を願います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

2022年　元旦