自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

芦田川の流れ

2007-08-08 15:58:31 | Weblog
 広島県で汚い川のワーストワン、かなり長い間この川ががんばっているという。
その支川が高屋川、
鵜や鴨が来るこのあたりも汚れはそんなに変わりはないという。





高屋川の小支が堂々川。
この川の水質を誰も調べたことはないらしく、
このたび、子供たちの発案で源流からの現状把握をすることにした。
福山市の環境保全課に子供の代表とお願いに行き、快く受けていただいた。



気温32度、水温24度水の中で遊ぶのには絶好の条件であるが
勉強が優先





川の生き物はヘビトンボ、カゲロウ、ウズムシ等10種以上が見られた。
その生き物から水のきれいさを判定すれば



水質階級4段階の判定では「きれいな水」
やったね。
ということはここから4キロも行かないところが汚い水になるのはなぜ?
みんなで考えよう。
福山市の方も
「市街地からこれだけしか離れていないところでこのような発見がされるとは」
ここの自然はすばらしいと目をつけて観察している自然を尋ねる人もうれしい。





熱心さと興味深さがぶつかり、予定時間からかなり遅れ、
工程も乱れた勉強会の最後はカワニナの放流を行った。
「ホタルよ来年もたくさんとんでくれよ」と



堂々川ホタル同好会発足1年と少し、
世の中がこんなに思い通りに進んでくれるはずがない。
先日ここの川では狸が出たという。
まさか狸が化かしたのではないだろうか。


この写真は同好会の3番砂留をきれいにして下さった方からお借りしました。

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