自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

むしできない

2007-08-12 18:09:02 | Weblog
 36度超。誰かのせいにしないとやりきれない暑さだ。
温暖化無視してよいのだろうか。
そんな中、けなげに咲いてくれた「エビネ?」



その花のすぐ上の山茶花の木には茶毒蛾の幼虫がいっぱいいる。
この幼虫もイラガ同様毒ケムシだが刺されて痛いというのではなく
時間をかけてかゆみが増してくる。どうもこの毛に問題があるようだから
死んだ毛虫でもかゆくなる。
椿、山茶花の木につく毛虫はこの毛虫と思ってよい。
薬草で直るか?やっぱりニラの生汁だがよく水洗いした後のほうがよい。



よく似た毛虫にアメリカシロヒトリがいる。
この毛虫の場合、普通の人はかゆくならない。
柿、桜、スモモなどの木の葉を食べつくして裸にしてしまう。
この場合ありがたいこともある。
8月に裸にされた桜や、すももは10月ごろ花をつけてくれる。



この毛虫が蝶か蛾になるのだろうがまさかアゲハにはならないだろう。







このバッタ?たちは種類が多いのか肉食がいるらしい。
あるもの(キリギリスの仲間)はせみを食べ、
あるもの(ツユムシの仲間)は生きたまま注射をされて、穴の中に連れ込まれ、蜂の子に食べらる。







虫たちも一生懸命生きている。

人間も一生懸命生きているのだろうが
先日ホタルの川に不法投棄をした奴がいる。
戦後生まれの人間で、最近家を新築したか改修した人が
当時3種の神器と呼ばれたテレビ、冷蔵庫、洗濯機他を捨てている。
昨年を思い出した。
あの時はごみを拾い集め、日曜日だから翌日市の指定場所へ持ち込もうと置いた場所、110番通報をされた。パトカーが来て口論があった。
今回は、後から聞けば5日前から捨ててあったとか!
今回は見てみぬふりで放置。
やっぱり何とかするのはホタル。



虫の世界でも無視できないものがあるが不法投棄は無視できない。
放置すれば他の人が捨て、そしてまた他の人が。
ちなみに最高の罰金刑は1000万円とか。

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