自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

国分寺前を掘る

2008-02-04 11:55:40 | Weblog
 ジトジトピッチャン、ジトピッチャン
2日目の朝、花たちの氷の襟巻きやあたり一面の冷たい雪が解け始めた。


蝋梅もろうばいするほど寒かろう

沈丁花もじんじんするほど寒かろう

入試滑り止め祈願所の神社の参道

国分寺仁王門から水の玉が


「ゲン」チャンの(爺)チャンの仕事は視客だそうだ。



遺跡調査も2日目に入ると本格的になってきた。
1673年備後地方の推定時間雨量105mmで各地に発生した大洪水はこの地でも起こり大原池が決壊し、土石流が発生した。
その証拠が穴にある大きな石や1.5mも堆積した真砂土の層である。


重機で掘るが大石は手に負えない。水の力はすごい!
掘り出した真砂土や粘土類が山に積み上げられた



下部籠と籠の間に鉄製のものがみえる

見難いが下部の籠の側に約60cmの鉄製の棒みたいなものが見える


江戸時代の層から前に遡り室町、南北朝時代へ掘り進んでいく。
瓦などが多くなってくる。



調査は寒くても下へ下へと掘り進んでいく。



堀進んでいくと側壁には各年代を示す層がわかるようになる。
あっ「そう」で見逃すことが出来ない重要な指標である。
次回は中世から奈良時代が紹介できると思う。