自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

アジサイ

2008-07-01 23:23:06 | Weblog
地震雲が夕日に染められている。
自信のないくもをつかむような話だ。



先日
堂々川から下流13kmの芦田川河口付近
ここにある18年もののアジサイを処分するからこの指たかれ
とネット掲示板に掲示された。
堂々川ホタル同好会のPRと
アジサイを沿道に沢山植えて不法投棄をさせない綺麗な川にする目的で
昨年から植栽を続けているから欲しいと手を上げた。
10本も貰える事になった。
当日は雨が降ったりやんだり、煙ったりしている梅雨時期特有の天候



芦田川の中州のアジサイはボランテァの方が木を堀り動かし始めておられた。







アジサイを中州から運び出しているとき
「卵が沢山あるよ」「誰か育てないか」と声がする。
野次馬根性を出し、カメラ片手にその場に走る。


鴨の卵だそうだ
鴨は渡り鳥で他所の国で繁殖するのかと思っていた

鴨の卵は10個が普通だそうだ


育ててみたい気もしたが今はホタルの孵化が優先だからやめにした。
またアジサイに戻って、10株の約束が帰ってみたら18株
株が大きいから3つ、4つと株分けしたら結局50株になった。
サー困った、植える場所は20株分しか準備していない。





しかし当初1000株キャンペーを立てたのだからやる気になればすぐ作れる。
植えてしまえば鴨がねぎを背負ってきてくれた気分になる。
どこでどうなったのか良くわからないが
副会長曰く、「積めるだけ積んでほしいと責任者が言われたよ」
とにかくうれしい。



堂々川のアジサイ、ただいままでの植栽296本
昨年10月から植えはじめて最初の木はすでに花をつけ始めている。



草に覆われて花など見えなかったが草を刈れば白い花が現れた。
アジサイ、強い木だ。
あまり管理をしなくても育ち、時期がくれば花が咲く。
アジサイを選んだことは不法投棄をさせない戦略に合致した。
このことは今後の為に経験と自信になる。