「初老なのになんで忙しく働くのか」
時々このようなことを問われる年代になった。
これからの話はキク価値がある。

「吾 十有五にして学に志し、30にして立ち、40にして惑わず、50にして天命を知る、60にして耳傾、70にして心の欲するところに従って矩をこえず」
中国の孔子の言葉であろう。
この言葉に発奮して15、30、40は無しにして60歳を境にホタルと遊ぶことに決めた。
最近忙しいのは堂々川のホタルの幼虫が川に入って
落ち着いてきている時期だから、川面に生える葦や岸の草を刈取り
太陽の光を川面に入れるためである。
しかし草刈りをほぼ終えた今、川をよく見ると川には水がない。

今年の夏350匹の平家ボタルが飛んだ川
来年のことを思い作業をしたのに!
骨折り損のくたぶれ儲けにならないことを祈る。
やはり15、30を飛ばした影響が出たのか心配になってきた。
同じく草刈りした川の上流へ向かって歩いてみる。
この川には日本で最大規模の砂を止めるダム、砂留がある。

1番砂留
この砂留は壊れてすでに機能を失っている
もう何年も川床は放置されたままで竹を刈取るのもきつかった。
ここにビオトープを作り、再来年ホタルを数100匹飛ばす夢がある。

2番砂留
1年前この砂留でタヌキがタヌキ寝入りをした場所だが今では考えられない。

3番砂留
1昨年この上流を整備してビオトープを作った。
今年はここが最大のホタル飛翔地であった。
残念ながらここは今年、何回か紹介したようにイノシシがやってきてしし牧場にしている。
ししが16匹来て遊んだあとのビオトープは壊滅状態だ。
来年のことを言うと鬼が笑うが、我慢強いと自負している人も弱気の言葉が出る。

4番砂留
昨年から彼岸花を植え始め、今年で600本強を植えた。
ここは再来年テレビ取材が期待できそう。
彼岸花の球根には毒があるからししは掘り返さないはずだ。

5番砂留
堤長が55mもある砂を止めるダムとしては日本最大規模のものである。
しかしこの上部は公園になっており、すでに砂を止める機能はない。

鳶ケ迫砂留は上流の流域はほとんどないが周りは花崗岩で出来た山ばかり。
真さ土が土石流を起こす可能性があるから平成になった今でも砂防工事は進められ砂留は作られている。

鳶ケ迫砂留
不思議にこの谷は水があり川が流れる
以上7つの砂留は国の登録有形文化財である。(正式には8つが文化財である)
あと1つの内廣砂留はマムシが這っているのを見たから上るのをやめた。
また堂々川ホタル同好会も管理外としている。
と紹介した砂留の崩落を守るために木を切り、ホタルを飛ぶように草を刈っていたから忙しいのである。
その草を刈っている我々の姿は70にしての心だ。
その心を黄色い花と蝶が応援してくれる。

時は秋
まだ飽きてもらっては困る。
妖艶な姿の花

秋の七草ナデシコ
またの名をセキチク(石築=堂々川では当て字をこう書く)と言う。
今日もし黄色で終わったら黄違いと思われそうだから色を変えて終わりにする。
時々このようなことを問われる年代になった。
これからの話はキク価値がある。

「吾 十有五にして学に志し、30にして立ち、40にして惑わず、50にして天命を知る、60にして耳傾、70にして心の欲するところに従って矩をこえず」
中国の孔子の言葉であろう。
この言葉に発奮して15、30、40は無しにして60歳を境にホタルと遊ぶことに決めた。
最近忙しいのは堂々川のホタルの幼虫が川に入って
落ち着いてきている時期だから、川面に生える葦や岸の草を刈取り
太陽の光を川面に入れるためである。
しかし草刈りをほぼ終えた今、川をよく見ると川には水がない。

今年の夏350匹の平家ボタルが飛んだ川
来年のことを思い作業をしたのに!
骨折り損のくたぶれ儲けにならないことを祈る。
やはり15、30を飛ばした影響が出たのか心配になってきた。
同じく草刈りした川の上流へ向かって歩いてみる。
この川には日本で最大規模の砂を止めるダム、砂留がある。

1番砂留
この砂留は壊れてすでに機能を失っている
もう何年も川床は放置されたままで竹を刈取るのもきつかった。
ここにビオトープを作り、再来年ホタルを数100匹飛ばす夢がある。

2番砂留
1年前この砂留でタヌキがタヌキ寝入りをした場所だが今では考えられない。

3番砂留
1昨年この上流を整備してビオトープを作った。
今年はここが最大のホタル飛翔地であった。
残念ながらここは今年、何回か紹介したようにイノシシがやってきてしし牧場にしている。
ししが16匹来て遊んだあとのビオトープは壊滅状態だ。
来年のことを言うと鬼が笑うが、我慢強いと自負している人も弱気の言葉が出る。

4番砂留
昨年から彼岸花を植え始め、今年で600本強を植えた。
ここは再来年テレビ取材が期待できそう。
彼岸花の球根には毒があるからししは掘り返さないはずだ。

5番砂留
堤長が55mもある砂を止めるダムとしては日本最大規模のものである。
しかしこの上部は公園になっており、すでに砂を止める機能はない。

鳶ケ迫砂留は上流の流域はほとんどないが周りは花崗岩で出来た山ばかり。
真さ土が土石流を起こす可能性があるから平成になった今でも砂防工事は進められ砂留は作られている。

鳶ケ迫砂留
不思議にこの谷は水があり川が流れる
以上7つの砂留は国の登録有形文化財である。(正式には8つが文化財である)
あと1つの内廣砂留はマムシが這っているのを見たから上るのをやめた。
また堂々川ホタル同好会も管理外としている。
と紹介した砂留の崩落を守るために木を切り、ホタルを飛ぶように草を刈っていたから忙しいのである。
その草を刈っている我々の姿は70にしての心だ。
その心を黄色い花と蝶が応援してくれる。

時は秋
まだ飽きてもらっては困る。
妖艶な姿の花

秋の七草ナデシコ
またの名をセキチク(石築=堂々川では当て字をこう書く)と言う。
今日もし黄色で終わったら黄違いと思われそうだから色を変えて終わりにする。