自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

薬草教室3

2010-10-23 20:47:54 | Weblog
少し秋めいて朝晩は寒い日もあるが10月23日本日は暖かい。
16夜の72侯 霜降 (霜初めて降る)


15夜より16夜のほうが丸いと言う人もいる中秋の名月


かなり気象異変を感じる今年もジョウビタキが帰ってきた。


独特の鳴き声だから探すのは案外簡単だった


本日の薬草教室はタンニンが主役である。
柿やお茶の渋みはカテキン類のタンニンが元である。
それではタンニンの薬効は
抗酸化作用、抗がん作用、殺菌作用、抗ウイルス作用等があり
身体を病気から守ってくれる。
最近はやりのお茶石鹸もタンニン含みなら評判もうなずける。
まだまだ2弾目の薬効としてコレステロールを抑える働きや動脈硬化
高血圧、心筋梗塞血管障害の予防に消炎効果、肥満予防スタミナ増加
アトピーや花粉症、関節炎にも効くと言う人がいる。
これらの症状に聞くからウーロン茶が減量に良いと評判になりブレイクしたり
ヘル・・茶が高血圧に聞くとPRされても嘘ではないことが分かる。
これから個別の植物でタンニンを多く含んでいると言う物を紹介する。
○柿


黒柿も渋が集まり黒いところが増え、甘くなり始めた

我が家のキネリは黒い粉が増えている
非常に甘くなっている


柿の薬効
二日酔いに効く 甘ガキや熟し柿(干し柿はダメ)
風邪の予防い  ビタミンCが豊富(柿が黄色になれば医者が青くなる)
柿渋つまりタンニンは上記の説明通りである
○お茶の薬効


お茶の渋みはタンニン

虫がついてもお茶の薬効は変わらないからここはむし


お茶の場合
他にカフェインを含む
カフェインは眠気防止肥満の防止、利尿効果で腎臓強化の効果がある
他に興奮剤であるから血液の流れもよくする
○ゲンノショウコ
各地でお祭りの最盛期だと思うが今年は天候の加減で
ゲンノショウコはまだお神輿を担げる状態ではない
何回も紹介したがこの植物もタンニンを豊富に含んでいる。



薬効は煎じて温服するとタンニン効果で下痢止めに
冷まして飲むと便秘薬になる。
○キンミズヒキ
人が嫌うひっ付き虫の種になり始めた
ゲンノショウコよりタンニンを多く含んでいるから
キンミズヒキのほうが下痢止め、便秘にはよく効くと言う人もいる



少し眠くなったのでお茶を飲んでがんばっていますが
明日はホタルの川の清掃日
草刈りに水仙を植える作業を予定しています。
以前報告の猪は誰かがシッシと追い払っているのかまだ檻には入りません。