自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ホタルの総括

2011-07-08 10:53:10 | Weblog
神辺町観光協会が発行する広報誌「かんなべ浪漫」
7月1日発行 第4号の題字横3段抜きで堂々川の取組が記事になる
驚くなかれ3段抜きですぞ!3段抜き!
「堂々川にホタルの乱舞」【長年の取組が成果☬】の表題で年代順に苦労話が載っている
写真も一流で「カラーでお見せできないのが残念」の注釈もある
(問合せ先:神辺町観光協会 神辺町川北948-1 084-963-2230)

先日もお知らせした「国土交通大臣表彰」も今年のホタルの成果である。
また、昨日、副会長がRCC中国放送の取材に対して
「今年のホタルの光やこの夏の計画、今回受賞した賞」等のことを話され
来週火曜日電波にのることになった


雨の為、急きょ場所を変えて
備後国分寺仁王門でのインタビュー


その雨だがかなりの雨量になっている


ホタルが良く飛んだ4番砂留



ホタルの前半の飛翔を支えた6番砂留


近くの芝生ではねじ花が満開であった



景観NO.1の堂々川2番目の規模の鳶ケ迫砂留が作る水の流れ
この周辺は数年先ヒガンバナの里として広島県トップレベルになるはずだ
赤花だけではない、黄、白、オレンジ等色とりどりの花を咲かせる



いつものように前置きが長いがようやく本題に入る
今年のホタルの総数約820匹 源氏ボタル約700匹 平家ボタル約120匹
ホタルのかってで光ったホタルもいるから実質はまだ多いはずだ
光りはじめは5月22日 我々が関与する場所の最下流付近で3匹確認
その後、数が増え始めたのが6月3日頃から
記録に残し始めたのは6月 6日から 140匹
          6月 9日   363匹
          6月11日   486匹
このあたりから事務局長が予測した800匹は飛ばないと言う声が増えてきた
6月14日そんな声を無視してホタルはホタルツリーに集まり始め


ホタルツリーあたりのホタル

日本一の砂留で光るホタル


6月15日には約794匹の光になり
多くの来訪者が言われるには他の地区も多いが
堂々川が最高との言葉をいただくようになった
ロケーション的には川のすぐそばが道路、川の西側は山の木が10m以上伸びている
その木に向かってホタルが飛びあがるのだからまるで3Dを見るようだ





その上、ホタルが道路まで飛んできて、可愛い子の服に止まり遊んでくれる



5月の飛び始めは平家ボタルが中心で、6月になってからは源氏ボタルが主役を務めた
そして6月の半ばを過ぎてからまた平家ボタルが少しづつ戻ってきた
ただ源氏ボタルを見た後では平家ボタルの光は見えにくい
ホタルも寿命が終わりに近づくと人や花、草の下方で見ることが多くなる





6月20日
下流地点ではホタルの光は毎日半減し始めたが
堂々川の1番砂留~4番砂留の間は平家ボタルを交えて最高の舞を見せた
この頃約820匹を数えた。
又珍しい綺麗な水に住む水生生物のヘビトンボの羽化も見られた



6月終わりでもまだ源氏ボタルが20数匹飛び



10数台の車から家族連れが降りて歓声を上げていた
その頃、ホタル同好会の見守りは解散しており
ホタルも勝手に光り、来訪者も勝手に煙草の吸い殻を捨てていた

最後の最後で綺麗だったホタル観賞も汚れている

来年、又今年のように我々が光る力を残していれば多くの皆さまと遊びたいと思います
7月5日 ホタルの光りを20時10分2個確認した
多くの方のご支援をいただいたことに感謝し、お礼を言います
ありがとうございました