自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

水質調査

2011-08-10 21:44:37 | Weblog
少し前の8月3日 堂々川で小学生18名と水が綺麗かどうかを調べた。
新聞社の人が来られていたからブログUPを控えていた。
5年も同じ所を調べている実績、子供たちの夏休み自由研究の手伝い、
また、この川には絶滅危惧種の生き物が数種類いるのでそれを確認し、
保護をする方法の検討をホタル同好会は子供たちと行う計画がある。
でも、この記事はボツになったみたいだ。
まーいい、ホタル同好会は計画をぼつぼつ前に進めることにしているから!
子供たちと校長先生、保護者と同好会の見守りの人達が勢ぞろい。
挨拶がすむとすぐに全員で堂々川道ぞいのゴミを拾う。



3日に1回会員がゴミを拾っているのにかなりのゴミを拾った。
見守り隊が調査場所にテントを張り、そこで福山市の職員3名が子供達を出迎えた。




その場所では検査が終了した後食べる大玉スイカが2個水に浸けてあった。



生き物採取の活動


日本一の砂留バックに水生昆虫を探す。

管理者は子供たちの隅々までの調査に
悲鳴を上げた。「生き物がいなくなる―」


綺麗な水に生きる指標水生生物
カワゲラ、ヘビトンボ、ヒラタカゲロウ、ウズムシ、サワガニ他
やや汚い水に生きる指標水生生物
源氏ボタル、コオニヤンマ、ヒラタドロムシ、カワニナ、スジエビ他
汚い水に生きる指標水生生物
ヒル、ミズムシ、タイコウチ、タニシ他


トンボの幼虫が多い

魚ドンコ

サワガニ

ヘビトンボ、コオニヤンマ、オニヤンマ


水がら上げてもカワニナに食いついて離れない虫


ガガンボまたはヘビトンボ


もう一箇所調べて終了、
思わぬ時間がたっていて11時近い。
福山市の先生が生き物を仕分けして、どの生き物が1番多くいるかで判定
その結果、堂々川本流はやや汚い水=ホタルがたくさん飛ぶ条件の水
支流の鳶ケ迫は綺麗な水と判定された。
早速冷やしていたスイカを切って食べ始めた。
かなり大きめに切ったが3個目を所望の子も出た。
スイカの皮は会員がお昼から竹を切り皮を刺して水中に埋めた。


1時間もしないうちにカワニナが食べ始めていた


さて、今回大量にとんぼの幼虫ヤゴが見つかったが
すでに成虫が飛んでいる。





イトトンボも数種飛んでいた。機会があれば後日載せる。

しつこい様だがなぜこれだけの活動を記事にしないでボツにしたのだろうか。
誰でも自分の活動が最高だと思っている。
よく考えたら、記者さんからこの活動は初めてのものかとよく聞かれる。
レベルアップしながら毎年行う活動より初めての活動を取り上げる方が
よりたくさんの人が新聞を読んでくれることを計算している。
そう考えればボツは理解できる。