自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

橋を撤去

2013-02-06 11:49:22 | Weblog
誰に言われたわけではないがほっておけずに行動を始めた。
調査すると今から10年以上前この橋の西側には老人施設があった。
その橋が有形文化財に登録されて赤いみじめな姿をあらわしても
誰も撤去する等の行動を起こす人はいない。
今年になって各方面に聞いて回り、所有者がいないことが判明したので
県にも報告して、撤去資金集めに奔走した。
おかげで3万円の予算に対して4万円を超えるご寄付をいただき行動を開始した。
暇人と笑う人もいたがそれは事実だから文句も言えない。
鉄橋撤去の一部始終を報告する。
橋が錆の腐食で穴があいたり西側の橋げたが欠けていたのでホタル同好会の役員は
通れないように柵を作っていた。ヤマモモの実が沢山なるのでこれを取りに来る人もいた。


柵の撤去


橋の手すりを切り離す。


見た目はまだ5年ぐらいは大丈夫か


4人が監視して居る中で作業は進む。



鉄を熔断、火の子が飛ぶ。もちろんバケツに水を入れて待機している。
切進むとクレーンで吊りながら安全を配慮して行動。





会員の中には慣れた人がいる。
切落としてトラックに載せる段取り。




四つに切ってトラックへ載せる。
業者に引き取りに来てもらえばスクラップとほぼ相殺らしい。
が予算が無いのでスクラップも金にしたい。

橋を解体している時のこと、安全が脅かされていることが確認できた。


西側の橋の端


かなり腐食しており、橋の上での行動しだいでは2~3年後事故の可能性も残っていた。
そのような不安を誰も感じず放置されていた鉄の橋
無くなって風が吹けば何事もなかったような音がした。





おせっかいといえばおせっかい、善幸といえば善幸
ボランテァで作業してくださった皆さんありがとう。
特に昭和陸運さん運転手付きでユニック貸与は助かりました。
予算以内で収まり感謝しております。