自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ヒガンバナの里

2013-05-14 21:24:01 | Weblog
彼岸花の里広島県トップレベルを目指して行う地域を巻き込んだ活動は
今回の保育園の植栽で終わりになるが会員は結構苦労した。
子供たちに彼岸花を植えてもらうには穴掘り、球根を植えた後埋め戻す土などの採取
や量の標準化がなされないと土からはみ出したり植えてなかったりの異常が出る。

4回も同じ作業を行えば準備もよく子供たちを迎えられる。
本日14日保育園児43人を迎えるにあたり
穴掘り約500、斜面は危険だから大人の仕事とし、平らなところへ穴を掘る。



土はそれぞれの穴分をそばまで運んでおく。



球根も750球準備してある。
準備完了した所へ子供たちが1km以上の距離を歩いてやってきた。
元気な足取りを見ると準備したかいがある。



あー疲れた。気温もどんどん上がってくる。10時には26度にも!



一休みしたら植え始めた。
その前に植え方教室を開く。皆うなづきながら聞いている。
大きな声でわかりましたと答える。よく教育されている保育園だ。
手伝ってもらったからヨイショするのではないが
子供に外部の経験と将来の思い出を作らす意気込みが違っていた。



園児の活発な動き、先生の指導、暑い中よくできている。






どこの子供も一緒、楽しむ時はそれなりのお茶目が出ている。



一人の子供がやってきて「帽子に虫がいるみたいだからとって!」
「写真をとるのか、虫をとるのかどちらか」と聞くと
写真をとっていう。
ご要望にこたえて写真をパチリ。
数人がカメラをのぞきこん見せてみせて大騒ぎ。



この子は大物だ。帽子の虫をつけたまま
つまり虫を無視して歩いて先生の方へ行った。
先生はびっくりしたようだがここでカメラの電池容量が無くなり
写真撮影が出来なくなった。
最高の場面は今回掲載出来なくなった。
うーん、残念。
もしかしたら
ミドリ保育園のホームページに載るかもしれない。

堂々川近隣の小学生2校、保育園2校の協力で
赤の球根2200球、白色と黄色が各300球の植栽が出来た。
センキュウとかサンキュウの珍語も出てきたが虫を無視した豪傑の園児
テレビ出演した小学生、新聞やラジオの取材に協力した子供たち
本日は蟻が10匹出てきて「ありがとう」といったなど
多くのドラマを産んだが今日で植栽は終わりだ。

同好会の1部のメンバーは非常にきつかったが
多くの先生や皆さんの「ありがとう」に癒された半月間であった。
また、広島県トップレベルにどこまで近づいたか?期待のもてる作業であった。