自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ヒロシマのホタル

2013-05-23 08:50:28 | Weblog
福山市の北東部もホタルの光りが目立ってきた。
福山市のホタルマップを作りたいがそれは近々発行される「ぷれすしーど」さんの
記事を期待して当ブログでは当分の間載せる時間がないので割愛する。
さて、
昭和33年に広島県の文化財に認定されている竹田ボタルが光りはじめた。
昨晩確認の為訪問した狭間川で地元の人の話を聞いた。
「子供の頃、小指ほどのホタルがいたが今いるのかな!見るのはぬかボタルだけよ」
この人、現実に飛んでいる源氏ボタルを平家ボタルと勘違いし平家の俗称で話す。
竹田狭間川のホタルは3cmもあるホタルであることはこの発言でも間違いないが今はいない。
昨夜22日21時頃の飛翔から


一筋の光


まだメスの光が見えない様だから光りはじめて3~4日ぐらいと推定。


約6匹が舞う

こちらは3匹か


全部で30匹ぐらいが光っているだろうか。
しかし月が明るく、車の光が多くて草の緑は白ボケて見える。
この川のこの場ではホタルと自然の本来の美を楽しむのは難しそうだ。


もうすぐ満月、明るすぎる


広島県文化財の指定場所のホタルを見てみる。


源氏ボタル


頭の様にも見える赤い部分にクロスの黒いマークがある。これは源氏の印。


源氏ボタルの♂約1.3cm
お尻の2節とも黄色


まだメスが見えないのに不純交際をする源氏のオス。




交際中のホタルの10cm先には不気味な蜘蛛がいる。



21時を過ぎたので堂々川のホタルの確認に帰る。
堂々川水系では最下流でメスが1匹光っていた。
メスがオスより早く光るのは初めて見た。

竹田ボタルについて一言
3cmのホタルは見当たらなかった。
地元の70歳台の爺様の説明を聞いていると
10年以上前、
竹尋小学校と地元の青年団がホタル復活を夢見て活動されているから
その時どこかからホタルを連れてきて飛ばした子孫が現在のホタルだと思える。