自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ホタルとセミ

2013-07-22 19:26:47 | Weblog
ホタルもセミも羽化してから寿命の短い昆虫である
よく使うたとえ話ではセミが3日、ホタルが7日という
そのホタルとセミを先日同じ日に捉えた
元先生を無理に誘ってホタルの会員になってもらい
英国製ローバーミニでホタル見物と洒落こんだ
北へ約1時間油木という町から山の中へ入る


つい最近まで源氏が飛んでいたという


現地へ到着した時は19時過ぎ、
すでに先客がカメラを持って待っている


金ボタル(姫ボタル)の光

キラキラ綺麗


うまく撮れない
金ボタルを撮るには明るいうちにフイールドを撮影し
カメラを動かさないでホタルの光をとる
そして重ねあわせる方法と
フイルムカメラで長時間露出解放する方法があるらしい
このカメラマンたちは人工の光を極端に嫌い、我々の光りを嫌った
なにしろカメラに黒いマントをかぶせているからほんまもんだ
そんな現場で遠慮しながら撮影したが21時過ぎにはホタルの光りは少なくなった

目的はホタルの光の撮影もあるが金ボタルの自然を見るのも目的であった
幼虫が光る


葉っぱの上

濡れた石垣を登る


このホタルの幼虫は水の中で暮らさず、陸上に住む
蝸牛のような陸上の貝を食べて暮らす
ちなみに平家、源氏ボタルの幼虫は水の中で暮らすが世界にいるホタル約2000種
そのほとんどは陸上で暮らすホタルだ


金ボタル成虫


先客の光りの問題もあるので懐中電灯を制限している中
蜘蛛の巣にかかっている成虫を捉えたがピンが合わない

金ボタル物語はここまで
以下は蝉の競演である


ニイニイセミ



アブラゼミ



クマゼミ


1昨年あたりから、つまり地球温暖化が顕著になり始めた頃から
クマゼミの発生が異常に多くなり
タラの木林は70%木が枯れている。根に寄生する量が増えたのが原因らしい
それからクマゼミは繁殖をする為らしいが
我が家のセンダンの木に数十匹が集まり鳴き騒ぐ
あるときテレビの珍百景で見たと思うが蝉の木みたいになっている


この画像に蝉は何匹


この画像に7匹
熱帯型の蝉
昔は希少価値があったが今は騒がしいだけの害虫蝉である