自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

パワースポット

2013-11-19 13:10:56 | Weblog
自分のことで恐縮だが、最近歴史に関する活動が増えている。
12月1日地域の団体が史跡巡りを企画し、案内役を依頼された。
二つ返事ではないがOKした。
返事をしたからにはと、候補場所を調査した。
備後国分寺の裏山に唐尾山八十八ヶ所がある。
天保12年の飢饉をきっかけに、全国に霊場信仰が盛んになり
真言宗のお寺を中心にミニ八十八か所の設置が増えた。
この霊場は毎月、旧21日には屋台も出るほどにぎやかであった。
昭和になってからお参りの人数はめっきり減ったそうだが、お参りする人はあとを立たない。
その人たちの1部と話す機会があり、お尋ねしたらこの場は病気が治ったとか
お願い事をしたら成就した等のご意見をいただいた。
歴史をたどるとこの霊場には茶臼山城が存在しており、城主宍戸安芸守隆家が
出陣するとき、この場やすぐ下の神社にに祈願して出かけ、
勝利した事実があり、パワーのある所であったようだ。
史実に沿い、何でこの場がそうなのか散策した。
以下現地案内をする。


八十八霊場を逆回り
山を登り始めてすぐの場


明治時代に砂防を築いている。
この石積みを造るとき宮氏が作ったと推定されるこごめ石の
お墓のような小さな石のセットが大量に発掘されたようだ。
少し歩くと古墳の中にお地蔵様が祀られている。



茶臼山城の最下部と推定できる場所





58番のお地蔵さんのすぐ横


首なしのお地蔵さん

聖霊之古塚と刻印された碑


この場こそパワースポットの場所と推定し、国分寺総代で歴史研究家の人に見てもらった。
この方、昭和56年に「唐尾山八十八ヶ所」の冊子を書かれた人であったが
この場は気がついておられなかったようだ。



ここからすぐ下の開けた場所からは神辺平野が見渡せる。
中途半端な調査だがこれからも続けることで今回は終わりとする。

ようやくパソコンが「運とか寸とか」いい始めた。
その1で最近の鳥を紹介する。


百舌がけたたましく鳴く


同じ柿の木にヒヨがやってきている。
縄張りの意識が高い百舌が鳴き


ヒヨとにらみ合い


ここ10日、毎朝6時30分頃に鳴きだすヒッカチン


家の軒下で夜を過ごしていたとは


神辺は夕日の里
沈む夕日の西空にはカラスが数羽、トンビが3羽



数分経つと夕日は山端に消え


トンビとカラスの数は増えた


鳥たちはどこへ行くのだろうか。地球の大きなパワーに導かれねぐらへ帰るはずだ。
我が身も、沈む夕日に大きなパワーを貰い
パソコンも治ったことだし、明日からもがんばることにする。