自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

第9回水質調査

2015-08-20 17:23:17 | Weblog
夏休み小・中学生対象の堂々川水質調査を同好会主催
福山市環境啓発課出前教育で実施しており、今回で9回目となった。
一民間ボランティア団体が良く続けてこられたと感心している。

8月19日お天気が不安定で雨予想、9時の開始時は最高の曇り空
暑くもなく風もないが天気を心配してキャンセル約10名が出た。
ヒガンバナ科のナツズイセンが約80本開花して子供たちを迎える。


堂々川1番砂留付近総勢25人
副会長のあいさつで始まる


上流の3番川原、採集場までゴミを拾いながら歩く。
環境を守る授業を行っている学校はここでもやることが違う。


会の人達も道路脇の草刈りを実施していた


3ヶ所調査する中の最下流3番砂留の川原


2日前に副会長が
安全確認を兼ねて草刈り


雨が降りそうだから予定を早めて5番川原へ
ここはテントを張って雨対策を同好会役員がしてくれている。


まだ雨は降らない

日本一の砂留堰堤の下で採集活動


里山には珍しいヘビトンボの幼虫を捕まえている子も




沢山のサンプル


雨が降り出し濡れながらの調査
採集した生物を分類してまとめ、パネルへ記載する


3ヶ所の各場所を指標生物から判断


綺麗な水に住む生き物 ウズムシ、ブユ、ヘビトンボ、カワゲラなど
やや綺麗な水に住む生き物カワニナ、コオニヤンマ、ゲンジボタル、ヒラタドロムシ、スジエビ

結果3ヶ所の内 綺麗な水1ヶ所 やや綺麗な水2個所
芦田川は県でも有名なワーストの川、支流の堂々川は上記、どこに問題があるか
でもここまで綺麗にするには10年かかった。

生物指標ではなく化学的調査のパック試験


ピンクが綺麗な水

黄色は汚れ水
砂糖を入れた水は黄色


かなり強い雨


申しわけない気持ち
でもお天とう様には勝てない


スイカを食べた後、
その皮を竹串にさして川底へ沈める

最後は副会長が採集したカワニナ約8000匹を小中学生が放流
ホタルが沢山飛びますように




中条・御野両校の校長先生も見守り、ご挨拶を戴き成功裏にお開きにした。
ご協力いただいた皆様ありがとうございました。