自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

チョウ7首

2015-11-05 21:17:22 | Weblog
江戸時代福山藩の勉学の場となった廉塾が神辺にあった。
そこは菅茶山師が塾長で頼山陽が塾頭であった時代もあった。

明治・大正・昭和と時を重ねて居たある時
国が地方自治体に1億円をばらまいたことがあった。
その時、神辺町は1億円を使って菅茶山記念会を建設した。

又時が過ぎ福山市が市制施行100周年を来年に控え
盛り上げイベントを募集し、堂々川ホタル同好会は
他の3つの団体とコラボして「御領の古代ロマンを蘇らせる会」を結成
応募して採択され、11月に3つの行事等を実施する。
1.御領発:古代ロマン「遺跡・古墳・砂留」A4版オールカラー70ページの冊子発刊
  一口1千円の寄付を戴きお渡しする。ただし4団体協力者は寄付なし配布とする。
2.11月14日、菅茶山記念館と共催で御領山の茶山ゆかりの地を巡るハイキング
  約7kmの山を健脚健康ハイキング、30名募集11月1日から受け付けしている。
  茶山記念館へ申し込み先着順(保険&資料代で300円のご負担を)084-963-1885
3.11月21日御領山の古墳(広島県最大数レベル)御領遺跡(卑弥呼時代の大型船船絵の土器が発掘)
  これらを題材に広島県埋蔵文化財調査室室長及ぶ福山市立大学准教授の講演がある
  先着200名、申し込み不要。200名を超えても小学校体育館だから帰れとは言わないだろう。
  5月13日に講演を聞かれて今回参加の方には冊子無償の特典がある。
これだけの行事を企画立案実行するわけだから忙しい人も出るだろう。


11月14日のハイクの案内チラシ

菅茶山が教えていたという廉塾講堂
方円の手水鉢と濡れ縁


さて、PRが続いたが今日はこれからが本番
14日のコースを記念館3名と古代ロマンの代表が3時間かけて歩く。


コースの中の風光明媚な八丈岩付近


健脚の人であれば、4日に歩いた条件のお天気なら最高。
歩いて健康、見て観光、歴史が学べて頭の回転最高、これが今時期の参考 事例だ。

昨日4日の午前中、天高く馬肥える秋の空、芋掘りを実施。
でも芋掘りは途中やめでチョウを追う。

菅茶山は江戸時代東西きっての漢詩人。
チョウ7首にはこんな詩がある。(私のレベルに訳してもらった)

     花の香りは すごいんだ
     ずっと遠くに
     すぐ 伝わってるぞ
     ほら ごらん
     あのちょういっぴき
     西から来たし
     このちょうひらひら
     東から来ただろう 












チョウになる前の幼虫が沢山いた。


アゲハ蝶の幼虫か

人参の葉をどんどん食べて行く


殺虫剤を撒くなど野暮なことをするつもりはないが
もし、2つのイベントの参加者が少なかったらどうなるか知っておいて欲しい。