自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

冊子発刊

2015-11-21 20:49:48 | Weblog
「御領の古代ロマンを蘇らせる会」が御領周辺にある文化財3つを紹介する冊子を発刊した。
昔の村単位の小さな集落にあるこの文化財はいずれも日本最大レベルの一つである。
①今回紹介はしないが堂々川の砂防堰堤(砂留)は国の登録有形文化財であり、8基の
 そろい踏みで江戸時代築造構造物で現在も機能したり現存しているものとしては日本一
②古墳群、御領山には870基を超える古墳群があったと昭和3年記載の郷土史にある
 その古墳を一つづつ調査して現在220基までGPSで地図に落としている
③弥生(卑弥呼)時代の壺に大型の船の絵が書いてある土器片が見つかっている。
 これは現在日本最古のものと昨年新聞で紹介されている

これだけのものをこの会のメンバー執筆者が書いた写真集的調査冊子が完成。
11月21日に講演会を行い(次回のブログ掲載)販売を開始する。
そのPRに報道機関の方と共同記者会見を行った。

いつもの例で脱線し、雲海の場所を再確認する。
雲海の出る場所のビフォー・アフター


御領遺跡の東の端、このすぐ西で土器発見

16日朝の雲海が見えた所


元に戻って
御領山の整備
下御領生産森林組合組合員の皆さんの山の整備
組合長の熱心さもあり、林道整備も進む。


集合メンバー写真


古墳の丘も夏草が枯れて看板がよく見える。




完成した冊子には古墳の詳細と御領遺跡から出土したものが写真で紹介してある。
自己満足の著者が報道の方とインタビユーとポーズ




冊子の表紙と記者さんの希望ページでパチリ




紹介してくださった市議の先生が別室へ案内してくださった
何でここまで!驚き!驚嘆!感謝と続く。




○長さんが◎長さんへ電話してくださる。
忙しい仕事の合間、我々の実績を把握して貰っていた。


◎長さんの応接室へ


素晴らしい文化財の紹介との言葉を戴く

翌日、地元の小学校の校長先生を訪ね
ふる里学習の教材に寄付の希望数を届ける


古墳担当執筆者が説明


ここまで順調すぎる流れ。
これも「うんかい」とだけでかたずけられない出来事ばかりであった。

ただこの古墳調査、もしこれだけの事を公務員がしたとするなら
1千万円以上の経費がかかっていると推定できる。