自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

堂々川ホタル情報

2017-06-01 16:28:46 | Weblog
5月30日 からからに乾いた大地に雨の恵みが有りそうな雲が現れた。


天気予報は資格がない人がすると罰則がある


今時期この雲が現れると雨が降る確率は高い。

山のミサゴの行動を見てもいつもとは変らない。


1羽が巣に

もう1羽は近くの枯れ木に陣取り
カラスとトンビに対応する
見ていた時もトンビと格闘し、追い払った


そしていつものように夕日が沈み
堂々川に夜の帳が降りてくる。
が急用が出来てホタルの記録はとれなかった。

翌日の31日。雨が降り出した。
5月最後の日、とにかく記録を撮っておかないと! 20時過ぎに
堂々川の登録有形文化財の砂防堰堤(砂留)の1番からホタルの飛翔を
確認しながら堂々公園までの800mを確認しながら移動した。

この日の確認数44匹、前年の同じ日は約200匹
ホタルの数はその日の時間によりかなり異なるが今年は少ないのはよく分かる。
今年のホタルの上陸数は4月初め桜が咲いた前後の雨以降
4月の終わり近くまで雨は降らない。
ホタルの幼虫は雨が降ると土が柔らかくなり、潜りやすくなることを
DNAで親から受け継いでいる。
よって雨の日以外の上陸はほとんどなかったと理解している。

推定だが上記の理由で成虫になるのが遅れている。
それにしても前年の20%は一生懸命作業した会員に伝えるのはかなしい。

31日のホタルの現実











その他、この時期にはヘビトンボの羽化、トンボの羽化、蛾も沢山飛ぶのだが
この昆虫もトンボの抜け殻が1個のみとはこれ又寂しい。



他所のホタルを視察したが竹田の狭間川は300匹近かった。
四川ダムの下方は今どうか。22日には数匹飛んでいただけだが!