上信越自動車道の豊田飯山ICをおりて飯山に向かいR117を上越方面に向かう
国道をそれて すれ違いも困難な山道を登る ここは冬は雪が4メートルも積もり
自分の家が見えなくなるそうだ ケイタイの電波も届かない
そこの傾斜地にへばりつくように民家が点在していた
わずかな駐車場には車止めなどない 操作を間違えば谷底に落ちてしまう
そこにバックで車を入れようとしたら 妻は先に降りた 「後ろを見るため」と一応言った
練馬ナンバーのタクシーも近くに停まっていた
道下の「はしば食堂」に富倉そばがある
民家をそのまま使った部屋にテーブルを並べてある そこに座って蕎麦を待つ
山菜のおかずが四品とネギがすぐ来た 笹すしもあるので注文した それもすぐ来た
蕎麦の種類は ざるのみで注文も数量だけ言えばいい それほどまたずに蕎麦もきた
食べずに写真を撮っていると 「飾っとかないで早く食べないと乾いていてしまうよ」と
元気のいいおばさんに注意された
地元のそば粉と つなぎに山ごぼうの葉を使った蕎麦は歯ごたえのある食感を楽しめる
食べやすく小分けしてあるのもよい わさびは市販のチュブ入りのものだった
客の小学生がトイレに行き「きもい」といってやめてきた 母親に注意され再度挑戦したがやはりやめた
押入れの戸板には 緒方拳 細川たかし 井筒監督などがサインしてあった
客はひっきりなしにやってくる もう一軒「とみくら食堂」が道上にあるこちらも混んでいた