昨日公開した「ALWAYS三丁目の夕日」
山崎貴監督へ講演会の最後で質問を受けた
二人の男性が質問した
その質問内容はたいしたことはなかった
一人目は 監督の追っかけのような団塊世代で
映画と監督をしばらく誉め尽くした後に
「ふだん何を考えているか」と言う質問 最初から言えよと思った
次は 自分がフランスへ行ってきたとか サッカーの指導をやっているとか
自慢ばかりしていて なんの質問かわからなかったが最後に
「一流になるにはどう教育するか」と言う質問だった
どうして二人とも質問が長いのかわからない
私はあんたの自慢や感想を聞きにきたのではない
監督の話を聞きに来たのだ
もっと子どものように率直に質問できないのかと思った
しかし監督はそれについても丁寧に答えていた
はじめの質問には しばらく考えて
「漫画を読んでも何をしていても常にこれは映画に出来ないかと考えている」
と答えられた
次には「一流人はみな腰が低い 人の意見をよく聞く 威張らない そして教育は変わってきている 個性は伸ばすばかりが良いとはいえない (個性は)アスファルトを割ってでも出てくるもの」と答えられた