予想された雨は追善供養の時間にぽつぽつと降り出した
家での読経後の納骨時は本降りになり 散々だった
葬式に使用した造花や白木の膳なども家からお墓に移したが それも今朝片付けた
来年の精霊流しまで保管して置くのも間があるので焼却してもらうことにした
たとえごみ焼却場で焼いたとしても罰は下らないだろう
なぜなら先祖が子孫に罰を当ては直系は滅びてしまうからだ
位牌や塔婆は来年の精霊流しまでお墓に置くことにした
これぐらいなら風で飛ばされることもないだろう
オバアの追善供養も終わり これで一段落だ
仏事は亡くなった人への供養だというが それだけでもないような気がした
残された家族の 気持ちの切り替えのために存在している
時は何もしなくても流れていく そのため流去れないため区切りなのだ
生きていく人のために法事などの儀式がある
仏教は生きるための教えなのだ
写真は御焼香のお返しに使った茶箱に入れたお茶など