ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

護応土城址を歩く

2014-01-26 17:48:10 | フォト日記


前日に続きまた隣町の講座に参加した 町には3箇所の山城跡がある
標高955メートル いまこの辺りを富士城とよぶが護応土城跡(ごおうど) 

そこを地元の案内で歩いた 近くの徳山城跡の支城といわれている 
長い外堀や土を盛り上げた土塁と思われる場所 本丸跡などが残る

それらは地形なのか人の手で掘ったのか思いをはせたが
信長より前の南北朝時代のことではさっぱりわからない 

山城を歩き 戦国浪漫を訪ねた後は
地域の食材アワやキビを使った餅つき それもいただいた 

町を知ると その町が楽しくなる 隣町の趣旨にたっぷり浸かった
浸かると言えば漬物 参加者が持参して お昼に出してくれた多彩な漬物

なかでもキクイモの漬けものがおいしかった 歴史より食好み私


お茶を食べる料理とスイーツ

2014-01-25 17:44:32 | フォト日記


お茶を使った料理を茶商の若妻会(?)に教わった若者向けに洋風な料理
「お孫さんに作ってやってください」との説明 と言うことは生徒は高齢者ってバレバレ 

お茶入りおからコロッケは みじん切りの人参 椎茸 玉ねぎをバターで炒め
おからも入れて 塩コショウした ゆでたジャガイモをマッシュポテトにしたものを加え

粉末茶 砂糖を入れて形を作り小麦粉 卵 パン粉の順に衣をつけて油で揚げた
ジャガイモを入れ忘れた班もあった 油の中で崩れた班もあった

グリーンスパゲティー
は ニンニク ベーコン玉ねぎ 椎茸 シメジを塩コショウし
オリーブオイルで炒めた 湯であがったスパゲティーとからませる時に粉末茶を加えた

かぼちゃのクリームスープ 
薄切りにしたかぼちゃと玉ねぎをバターで炒め
ブイヨンを加えアクを取りながら煮込む それをミキサーにかけ こしきでこす

牛乳生クリーム 塩コショウを加え煮込む
器に注いでから粉末茶を散らした

ホットケーキミックスで作るチョコバナナケーキ 
卵とグラニュー糖を泡立て器でかき混ぜるサラダ油を加えさらに撹拌

市販のホットケーキミックスと抹茶を加え混ぜる それに つぶしたバナナと 
刻んだホワイトチョコレートを加え混ぜマフィンカップに入れ180度のオーブンで焼く

スープ デザート スパゲティー コロッケの順が好み
スープの中にスパゲティーを入れて食べても美味

よその班で作ったものを試食したが やはり自分の班が一番美味しい
と その班に聞こえないように 同じ班で小声で話して慰め合った

残ったホットケーキ一個だけ妻への土産  
だったが その半分は家で私がまた食べた


知事広聴 平太さんと語ろう

2014-01-24 22:48:49 | フォト日記


県知事 川勝平太さんが町にやってきて 
各所で活躍している選ばれた地元の代表者と意見交換した

会場からの質問も受け付けたが みな雄弁で質問時間が長い
単刀直入では 人格が問われるとでも思っているのだろう

それはともかくお茶問屋の嫁さんは茶文化を守ることを望み
椎茸栽培者は 茶畑などの存続の難しさ 耕作放棄地の解消

学童保育の支援者は 子ども教育の必要性 
NPOの代表は助成金をいかに地元に生かすか 

町の青年や商店主は自然を生かした交流文化を望んだ
それに対して知事は 和食のユネスコ世界無形遺産登録されるが

お茶文化は和食の一部ではなく 茶文化の一部が和食だと言う考え
耕作放棄地を更地に戻すことも考慮しつつ 茶を世界に広め消費拡大をねらう

品質で絶対的な信頼があるので負けることはない 地域は
自然を生かし景観を損なわない町づくりをすれば人は訪れる

子育て中の親はみな保育士の資格を持てるような指導を目指し 
高校生はパスポートを取得させ海外を見てくるチャンスをあたえる

会場からの原発の不安 教員の余裕のなさ 博物館建設要望
などの質問には 全てしっかり対処すると応えていた

花一輪で人は幸せになるなど終始前向きな言葉で魅了する県知事
どんな事にもくじけない ニャロメの精神わが精神が口癖の平太さんだった


何年後かの日本昔話

2014-01-23 16:00:00 | フォト日記

             
あるところに 息子夫婦と一緒に暮らしているおばあさんと
息子は街に出て行ってしまい独り暮らしのおばあさんがいました

その ふたりのおばあさんも高齢になり 自分のことがわからなくなり
町の医者さんに認知症と診断され介護が必要になりました

いっしょに暮らす息子夫婦は懸命に面倒を見ていましたが
夜も寝れないためにすっかり疲れ果ててしまいます

家族がくたばってしまうのでは仕方ないと相談した結果
老人介護施設に入ってもらおうと言うことになりました

ところが この国では同居している老人は安価な施設には入ることができず
同じような施設に入るにはお金をいっぱい積まなければなりません

施設に入れば家族の健康は保たれるが 負担できる金額ではない
と途方に暮れてしまいました

一方 街の息子は そろそろ親孝行しようと おばあさんを引き取ろうと考えたり
田舎に帰りいっしょに暮らそうかとも考えましたが いまの生活を変えることは大変なことで

どうしても躊躇してしまい 親の面倒を見ることはできなくて やはり困っていました
それを聞いたお国の偉い人は それでは独り暮らしの おばあさんがかわいそうだ 

すぐに町の施設に入居してもらいましようと言うことになりました
おかげで おばあさんは暖かな部屋で大勢の仲間と暮らし楽しそうです

息子に金銭的な負担はなにもなく いままで通りの生活は保障され 大喜びです
何年も払い続けている介護保険制度では同居以外は家族とみなさないからです

いっしょに暮らし面倒を見ていた息子は 高額な施設料を払うか
寒い家で目も離せず 老人と暮らし続けてなくてはなりません 

しかも介護している息子もされている親も保険料は払い続けるのです
それは施設で暖かく暮らす老人に使われるのですからやりきれません

そこで田舎の息子はひらめいた ばあさん独り残してよそに引っ越そう
そしたら町の施設に入れるかもしれないと

そして いま老人と同居している人は早く家を出るか老人を追い出せと
それを人にすすめるようになり やがて全国行脚し善人になりましたとさ どんとばれ

という何年後かの日本昔話 この話はフィクションです

メモ
介護保険を使って 安価な特別養護老人施設に入居するには得点が必要で120点の満点に近い順に入居となる その得点は介護度により異なるが 独居老人は70点加算され 同居は10点だけ 同市内の施設入所は割増20点 介護度が5段階にわけられて1から5まで それぞれ10点15点30点40点50点 と介護度によって上がる
たとえば介護度3とすれば30点となる それに市内20点同居10点加算されても合計でも60点しかないので いつまで待っても入居の順番はまわって来ないことになる 独居老人だとそれが120点になるので入居の可能性は一挙に上がる


普茶料理

2014-01-22 17:50:40 | フォト日記


普茶料理は何なのかまったく知らずに飲茶と勘違いしていた
その料理教室に行ってから初めてわかった お茶を使った料理だった

精進料理とも違うようだ 葛も使ったし茶の葉を食べるから健康食だろう
豚肉と大根の煎茶炒め お茶の混ぜご飯 デザートに抹茶の葛寄せイチゴのジュレ

これらをJA婦人部の人たちが教えてくれ みんなで作った 
今の時期ノロウイルスが蔓延している 良く手を洗い野菜も良く洗った

イチゴのジュレには大豆の茹でたものをいれたそれがおいしかった
婦人部の人は 残った野菜で島田汁も作ってくれた それにもお茶が入っている

昼食に半分ぐらい食べて皆タッパーに入れて持ち帰ったが
私は全部その場で食べてしまい 持ち帰りはない 

でもタッパーは持ってきている 残った島田汁をそれに入れた 
車の中でこぼれないか心配し気を使った 大勢で作ったものを持ち帰っても

妻は心配で口にしたくないようだった もう持ち帰るのはやめようと心に刻んだ
でもお茶にはカテキンが含まれて抗菌作用や抗酸化作用があるから大丈夫だろう 

カテキンは血中コレステロールの低下 発がん抑制作用 虫歯や口臭の予防などもある
他にもカフェインは強心作用 テアニンは脳神経の活性化 ビタミンC風邪予防やストレス解消

ミネラルは(亜鉛 マンガン 銅 セレン)虫歯予防抗菌化 がん予防 など効能が多い
さらにお茶を食べると 植物繊維やたんぱく質 ビタミンE カロチン クロロフィルも摂取される