日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

内部告発の恐怖

2007-11-01 | 危機管理
あなたの会社の内部告発対策は?
このような質問に対してすぐさま答えることができる体制になっていますか?
今や内部告発に対する対策は企業にとっての死活問題の一つにもなりました。

従業員の告発に対する受け皿を企業内に置かないのは危険です。
その受け皿が企業内に無いという事はその告発事案は外へ向かうことになります。
その告発の社会への影響が従業員の立場で想像できる筈も無く
結果として会社の信用を失墜し、
自身が勤める会社すらなくしてしまったりします。

確かに企業の不祥事が多いことに鑑みても
企業が早急に襟を正す必要があることには違いがありません。
普段から従業員とのコミュニケーションを蜜にする必要があります。
そして、従業員の言葉には真摯に対応する姿勢が必要になります。

しかし、不二家やミートホープ、白い恋人、赤福などはどうだったでしょうか?
従業員が何度も社内的にアクションを起こしていたであろう事は
想像に難くありません。
しかし、それを無視し続けるからあのような事態を招いてしまうのです。

いかがでしょうか?
あなたの会社は内部告発の対処ができていますか?
自社の存続にも関わる大切な事柄です。
早急に対策を取りたいものです。
会社のリスクは保険だけでは対処できません。
お問い合わせいただければ詳細にご説明いたします。




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付け焼刃

2007-11-01 | 他人のフリ見て我が身を正す
日本郵政 内容証明など認証ミス、3万7千件に拡大(朝日新聞) - goo ニュース

私的類義語に急いては事を仕損じるという言葉があります。
中小零細企業の特徴として上から末端までの情報伝達が容易という事があります。
なにせ、目の前にその伝えたい対象が居るのですから・・・・。

これに対して今回の郵政の単純な不祥事は
全国レベルでは周知する時間がなかった(する気が無かった?)のでしょう。

しかし、目に余る体たらくです。
郵政民営化になって沢山の不都合が山積しているのに
利益獲得最優先で経営をして行くものですから
このような事が起きて来るのです。

心配になるのは債務免除の通知です。
年度内に相手方にその通知を知らせなければ無効になる貸倒損失が
周知不足とコンプライアンスは横に置くという姿勢によって
認められない可能性が出てきているのです。

公共のものを民間に切り替えをする大変さは分からない訳ではありません。
しかし、用意する時間は沢山有った筈です。
どうか甘えを排除して民営化をして欲しいものです。
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