日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

ギャップイヤー

2007-11-03 | つれづれ
イギリスにはギャップイヤーという制度があります。
高校卒業大学に入るまでの一年間、
アルバイトをしたり、
長期海外旅行をしたり、
ボランティアをしたり
色々な社会経験を積み重ねる期間があるそうです。
もちろん日本の受験浪人とは別物です。

一番感受性の強い18歳から19歳の一年間をこのような体験を積める事は
それからの人生にとって大きな意義があると思われます。

日本はその大切な期間にただひたすら受験浪人をしていたり
大学という遊園地で遊び呆けていたりする人がたくさんいます。
都合の良い時だけ飛び出す「まだまだ子供なんだから良いじゃない!」
「若い時だけの特権だから有意義に使わなきゃ!」
「誰にも迷惑かけてないでしょ!」
そんな言葉でお茶を濁してしまっています。

まだまだ子供だから敢えて見聞を広げるのです。
若い時の特権として人の為に尽くす事を覚えるのです。

ギャップイヤーという制度
日本にもあると良いと思いませんか?

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自己限定の呪縛

2007-11-03 | 経営改善
経営者と話をしていると不思議に思う事があります。
「おかしい(変だ)!」と思っても何も言わない(言えない)というのです。

おかしいと思うなら忠告した方が良いんじゃないですか?
そのようにアドバイスしても、
「言って直る位ならもう既に直していますよ。」
そんな言葉で敢えて忠告はしないという宣言をされてしまいます。

その自己限定自体が会社を変えて行けない原因なのだという説明をしても受け入れていただけることはほとんどありません。

察するに、ほとんどの経営者が
「そんな忠告をしたら嫌な顔をされる」
「逆に噛み付かれるかもしれない」
「他人の事を言えるような行動を取っていない」
「優しい上司でいたい」
そんなことを思って言えなくなってしまうと考えられます。

もしも自分ができていないとしても
経営者であるからは
上司であるからは
敢えて口に出し忠告しなければならないのです。

自己限定の呪縛を解き放つ方法を身に付けたいものです。
まずは、一声掛ける事から始めたいですね。



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気に入らない!早く帰って!!

2007-11-03 | 他人のフリ見て我が身を正す
私の仕事の中にミステリーショッパー(覆面調査員)が有ることは
以前にもご紹介したかと思います。

そんな仕事をしているせいか色々なお店の従業員さんたちの
一挙手一投足が気になったりします。
昨夜のお店もそんな私の心に黒い灯を燈してくれました。

長時間に渡る宴会の最後に来て
同じ席にいた部下達に
「今から升酒のお酒の量の話をするからお店の対応を見て頂戴ね。」
そう言って升酒の量が注文の度に量が減っていることを店員さんに告げました。

升酒といっても一合升に冷酒用のコップを入れ
コップのお酒が流れ出るのを受ける役割で使っている升です。
サービスの良いお店はコップも升もお酒でいっぱいにし提供してくれます。
昨夜のお店は従来から升には半分ほどお酒を溢れさせるというお店です。
(ちなみに系列店はコップにも升にもなみなみとお酒を注いでくれています。)

酒呑みとはそんなものです。
升酒は升から溢れ出る直前まで注ぎ
溢れ出る瞬間にお客が升の角に口を持って行き
口の中に升の香りとお酒の香りで満たすものです。
そのような酒飲みの生態を知らないなら
升は絶対に使ってはいけません。
酒飲みからは評判の悪いお店になってしまいます。

明らかに店員さんは量が減っていることを承知していました。
確信犯的な行動を指摘され少しむっとした感じで升を下げて行ったのです。

最初の一杯で文句を言われなければ
その後も少なくても文句は言わないであろうという
過信から量を減らしていったものと思われます。

直ぐに追加注文のお酒を持ってきて
「さっきの分までいっぱい注いできました」
作り笑顔でそう言って升酒をテーブルにおいていきました。
例によってお店の規定量であろう升半分です。

「ありがとうね」そう言いながら受け取りましたが
今度はコップのお酒の量が少なくなっていました。
それどころか
テーブルの上のまだ食べかけのつまみ類をきれいに下げて行ってしまいました。
まだ半分も食べていないものも含め
下げるということも告げずに下げてしまったのです。

昨夜は職員の送別会ということで会社全員で宴会をしていたので
同一の部屋の中でテーブルは4卓に別れて座っていましたが
文句を言った私のテーブルだけきれいにテーブルの上が片付けられてしまったのです。
「早く帰ってヨ!この呑んべぇ!」言葉では表さないが態度で示す
対応の悪いお店の典型例を見せてくれました。
同席したスタッフに飲食店の良い対応、悪い対応の実例を実地で研修させることが出来ました。

今までもそのお店は何度か利用していましたが
今までは「ホールの担当者がお店の味をおいしくしてくれている」という位置づけで見てきていたお店でしたが
暫く行かないうちに「せっかくのおいしい料理をホールの人が壊してしまう」そんなお店になってしまっていました。

昨今、旅館から一杯飲み屋まで色々な飲食店様から
社員教育も含めてのコンサルティング依頼があります。
料理をおいしく感じさせ、コストパフォーマンスを含めた満足感で
如何にリピーターを作るかということが課題になっています。

売上が減るのには理由があります。
お客様の足が遠のくのにも理由があります。
お店のパフォーマンスは「料理と対応(接客)」です。
設備の良し悪しはその次に来ます。
是非とも自分の足元を固めて行って欲しいものです。


ハッ!
また食べ物の話でこんなに書いてしまった・・・。
食べ物の話になるとついつい熱くなってしまう私が悲しい・・・・。





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エネルギー自給率19%は滅亡への道

2007-11-03 | 危機管理
ガソリン一晩で8円アップ(中国新聞) - goo ニュース
何も今更言うことではありませんが
資源のない日本、原油どころか自給率という観点からは
持たざるものの悲哀を感じざるを得ません。

エネルギー自給率・・・19%
主要国の中ではイタリアについで低い数字です。
食料の自給率・・・40%
自給率のみを観点にすると日本は産業も食料も日々の生活も
自国の力では何も賄うことができない国なのです。

どんなに工業製品を作るのが上手であったとしても
その原材料がなければ机上の空論に過ぎません。
どんなに力を持っていても発揮できなければ宝の持ち腐れになってしまいます。

原材料となる鉱業製品については日本は手も足も出ません。
しかし、食料品や木材などは
まだまだ日本国内の土地の利用次第では
自給率を上げていく事が可能です。

我々の力で国土を有効利用することをして行きたいものです。
コメント (1)
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