日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

企業再生の足枷

2007-11-21 | 経営改善
昨日、某企業様へ訪問しました。
役員会です。
今後私の指導の下、企業再生をしていく手順についての話です。

先ずは概要です。
①現状分析
②反省と責任
③利益創出の種
④社会的存在意義
大まかに最低限必要なもののお話から入りました。
役員会の席上は静まり返りました。

次に反省の仕方についてのレクチャー
そして利益(特に営業利益)の出し方についての討議
そして社会的存在意義の順に説明します。

話が進むにつれ顔色が変わってくるのがわかる役員さんがいます。
保証人にもなっている役員さんでした。
ここで数分間の休憩後、次の課題について話を進めていきました。

どの企業へ行っても同じなのですが
経営改善と企業再生は違います。
その違いの説明と理解に苦労します。
なぜなら、古い企業ほどプライドをお持ちだということです。

最も、経営者や保証人の責任については席上詳細にお話しましたので
特に保証人さんには迷惑が掛から無いようにすることは
困難であろうと思います。

ただ、いえる事は「天は自ら助けるものを助く」という言葉です。
企業再生においては、まずお金を直接のターゲットにしてきます。
如何にお金を回転させ続けるかが一つの課題となります。
回転できなくなる前に話が決着することを祈って
真摯にそして迅速に話を進めたいと思います。
コメント
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