日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

陰謀!?

2007-11-04 | 危機管理
過日私宛に一通の手紙が舞い込んで来ました。
あまり面識も無く、親しくもない同業の税理士さんです。

これはひょっとしたら非難されるのかな?と思いながらその手紙を開けると
ある会合への招聘案内です。(税理士の世界は他の同業者から移籍する関与先を盗った盗られたという話がある場合が有ります。)

私を含め数名にしか出されていないその手紙の不自然さに首をかしげながらも
幸いその招聘の要請日には税務調査が先約として入っていたため
即座にかつ丁寧にお断りの電話をさせてもらいました。

弊社は、税理士法人であるため共同経営です。
弊社会長税理士にこの手紙を見せた瞬間、「この会には絶対に入るな!」の一言でした。
理由は、弊社と税務会計に関する方向性が異なること。
私自身がこの会の広告塔になってしまう可能性が大だからということです。

そういえば数年前にもある全国団体に加盟しようとしたところ、その団体に利用されそうになった経験を思い出しゾッとしたほどです。(私は加盟しませんでしたが、知合いの税理士さんが私が加盟したと思い込み何人も加盟されてしまいました。申し訳有りませんでした。)

私自身はそんなに有名でもなんでもないのですが
出る杭を打つ人と出る杭を上手く掬い上げ利用しようとする各々のパターンがありそうです。
自分の周囲で起こっていることを冷静に判断し取捨選択する力も必要なようですね。

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小事は大事

2007-11-04 | 他人のフリ見て我が身を正す
羽田着陸時にカート動く、スカイマーク便で乗客2人重軽傷(読売新聞) - goo ニュース
小事(しょうじ)は大事(だいじ)という言葉があります。
「大事も初めは小事から起こるから、ささいなこともゆるがせにすべきでないこと。」をいいます。

過去に何度か私の記事にも「ハインリッヒの法則」とか「ヒヤリハットの法則」というものをご紹介しましたが、これに類する言葉になります。

大事故は1:29:300の比率で起こり得るというものです。
300の小さなヒヤリ・ハッとすることの先の向こうには
29の中規模のミス・事故が起こり
そのまた先には1の大事故が起こるというものです。

今回のキャスターの事故が300に当たるものなのか
29に当たるものなのか、それとも1に当たるものなのかは
スカイマークエアラインズの危機管理体制にあるといえます。

スカイマークを利用しない人にとっては
どちらでもかまわないという風に感じるかもしれませんが
日本の航空業界としてはどれに該当するのか
世界の航空業界としてはどれに該当するのか
交通機関としてはどれに該当するのか
視野を広げてみると背中が凍りつきます。

一つのミスや事故の受け止め方一つで
事故の発生の確率は大きく変わってくるものです。
心しておきたいものです。
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経営者不適格な経営者

2007-11-04 | 経営改善
ただひたすらに経営をしているフリをしている経営者がいます。
本人曰く「俺は一生懸命に仕事をしている」と言います。

確かに仕事をしているのかもしれません。
それが経営者のすべき仕事ではなかったとしても・・・。

経営能力の無い経営者ほど朝早くから夜遅くまで従業員の仕事を奪い続けています。
にもかかわらず、本来従業員がすべきなのにそれを横取りして
うちの従業員は能力が無いとか
うちの従業員は働かないだとか
うちの従業員は成長しないだとか好き勝手なことを言っています。

経営者の仕事とは何だったでしょうか?
経営者は自分の夢を従業員に理解させるのが仕事ではなかったでしょうか?
経営者は事業計画の作成・承認をするのが仕事だったのではなかったでしょうか?
経営者は従業員がその能力を最大限に発揮できる環境づくりをするのが仕事だったのではないでしょうか?
経営者はお客様が自社のサービスに満足頂いているかどうかを直接確認するのが仕事だったのではないでしょうか?

経営者が自分の仕事をしない企業に
明るい未来など無いのかもしれません。

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