日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

稚拙(ちせつ)

2007-11-24 | 自己啓発
稚拙とは下手なこと
幼稚なことを指します。

稚拙な考え
稚拙な文章などと使います。

ひょっとすると「稚拙な経営」ということもあるかもしれません。

最近の経営のご相談はいくつかのパターンがあります。
①新規開業相談
②資金繰り相談
③黒字化相談
④社員教育相談
⑤企業再生相談
⑥廃業・倒産相談
大まかに分けるとこのように分類されます。

上記分類の相談を受けていて意外な程に多いのが「自分を持たない経営者」です。

「どうしたいのですか?」
「3年後に自社はどんな会社になっていますか?」
このような質問に答えられない方が増えているように思います。
それどころか「それが解らないから教えて欲しい!」
「それを教えるのが貴方の仕事だろう!」そう言って答えだけを求める方が後を絶ちません。

もしも私がそのような質問に答えを持っているとしたら
私がご質問をされる方に変わってその会社を経営します。
私は他社の取り組みや考えの整理、法令との兼ね合いなどをアドバイスするのであり
経営するのはあくまでもご相談に来られた経営者様自身なのです。
企業にとって一番大切な部分までアウトソーシングしてはいけません。

最近今まで以上にコーチングを身に付けているのは
経営者様ご自身に自分の中に眠っている経営の方向性を気づいていただくためです。
実際に、お話をしていくとほとんどの方が打開策を持っておられます。
それの引き出し方をご存知ではないたったそれだけの話です。

自分は稚拙な経営者だと思っていませんか?
もしもそんなことをお思いなら思い切ってお声掛け下さい。
貴方の心に眠る答えを一緒に発見するお手伝いをいたしますよ。


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その一言に救われます

2007-11-24 | 素敵な企業・素敵なスタッフ
心得として、初めて出会った方にも私から声をかけるようにしています。
理由は、無言でいる事は相手を不安にさせてしまうからです。
時にはお調子者とか何か下心でもあるのだろうと思われているようにも感じます。
もっとも、声を掛ける相手がほとんどの場合若い女性であるということからみると
そのように思われても仕方が無いかもしれませんが・・・。

さて、過日金沢市内の某病院へ行ってきました。
お見舞いです。
お見舞いも終わり5階からエレベータに乗ろうとしたら
掃除のオジサンがエレベータにやっと入る位の大きな掃除用のカゴ車を携え待っていました。
そのカゴ車には、病室やナースセンターからのごみと掃除用具が山積されていました。

少し違和感を感じながらも待っていたエレベータが来たので
先ずは掃除のオジサン、次に私が乗り込みました。
先の階から乗ってきていたナースがオジサンと私が乗り込むのを待ってドアを閉めてくれました。

おじさんは直ぐ下の4階で降りました。
勿論、大きなカゴ車ごとですから
先ずは私が一旦降りて、次にオジサンがカゴ車を引っ張るようにして降りていきました。
その階で新たに二人が乗り、次に私が乗ったときにボタンを押していたナースが
私に向かって「ありがとうございました。」と言いました。

私は、勇気を振り絞り「思わぬお礼を言われるとドキッとしますね。」
ニッコリ笑顔で問いかけると
「いいえ、本当は業務用のエレベータを使わないといけないのに申し訳有りませんでした。」そう言ってそのナースは私に申し訳なさそうに話しかけてくれました。

「今は病院も大変ですね。色々な人に気を回さないといけないですからね。まさに病院もサービス業の時代になりましたね。でも気の利き方は大したものですね。」またまた問いかけると
「そう言っていただけると救われます。本当にありがとうございました。」件のナースは、そう言ってお辞儀をしてくれました。

今はどの業界も異常なほどに競争に巻き込まれています。
しかし、今の状態が異常なのではなく普通なんだという認識が必要です。
「その一言に救われます。」
妙に病院やその関係者が今置かれている状況を表しているようで心に残りました。
がんばれ! 可愛いナースさん!(結局スケベ心いっぱいで閉めてしまいました)


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