マルチ・スズキ が 新型 「ヴィターラ ブレッツァ」 をモーターショーに出品。
ようやく、専用サイトで全容が見れるようになった。
全長が4mをわずかに切り、全幅が1.8mを切るあたり、我が家のⅡ型SX4とほとんど変わらないサイズ。
兄貴分(?)の 新エスクード と比較すると、全長で180mm短く、全幅は約3cm増えてる。
小さな 「ヴィターラ(エスクード)」 というだけあり、なるほどデザインは 新エスクード とよく似ている。
が、比較的 ゴテゴテしてた フロントマスクはこちらの方がスッキリとまとめられた印象。
全長がやや短いおかげか、車全体がよりコロコロと可愛い感じに♪
基本的に同じような解釈だが、テールランプの造形はこちらの方がはるかに好印象!
カクカクな台形は変わらないが、上下方向の線がより水平にまとまり スッキリした。
これなら、前、横、後 と デザインの統一感が生まれ、チグハグ感が無い♪
エンジンに 1.3L のディーゼルエンジンに MTの組み合わせ、何か面白そう(涎。
エンブレムや室内を見ると、どうやら FFの設定らしい。
ALL GRIP がともかく面白かったので、コレにも搭載できないものか。
室内はモーターショー車だからか、シートに特徴が。
国内ではもう殆ど例が無いが、リアシートのダブルフォールディング(タンブルフォールディング?)が好印象。
我が家のSX4にも付いてるが、背もたれを倒し、さらに座面前を軸に 前席背面にリアシートを跳ね上げる 2段回の折り畳みができる。
奥行という点がやや劣るが、床面が平らなら(最近はバッテリーがあったりとデコボコ車が多いな) 広大なフルフラットな床の恩恵が受けられる。
サイトの画では、クロスバイクが1台、車輪を外さずに荷台に載り、更に荷物まで入ってる。
前輪を外したら、2台入るかな?
一般的な背もたれ可倒式だと、自転車を入れると リアシート背面 の上に置く事になり 傷みや汚れが怖い。
これが一気に解消できる、広大な積載スペースが取れるので好きー(笑。
メーターパネルは特徴あるかな。
完全な円ではなく、やや四角い丸。
どうやら、いろいろな色に枠が光るギミックがあるらしい(ピンクは…)。
エアコンの吹き出し口 などはいたって 「普通」。
新 「エスクード」 のような造形や、凝ったアナログ時計も無し。
でも使い易そうな、「普通」。
ナビ周りなんざ、ダークメッキ仕上げの加飾があったりと、新 「エスクード」 より見栄え良く見える(やるなマルチ・スズキ)。
交通事情からか、MTになってる。
やっぱり自分にとって シフトレバーが生えて、3っつのペダルがある運転席はワクワクするし、「クルマだなぁ~」 って落ち着く(笑。
日本でも 「WORKS」 みたいにMTの設定、増えないかな。
MT多く残してるの、マツダだけって寂しい。
あ、もちろん、安全対策対応で。
それにしても、最近のスズキ系の新型の中では 意外とまとまりの良いデザインな気がする。
しっかりとしたカタマリ感もあり、それでいてコンパクトなのが扱い易そう。
エアバックが2個だけとか、オートクルーズが アダプティブになってないとか気になるところもあるけど、概ね良い気がする♪
オプションも最近のスズキっぽい?
装着例の一つが、鋲留め風の フェンダーモールを付けてる。
なるほど、ノッペリ しがちな フェンダーモールに ネジ穴風の造形を施すだけで、かなりワルな雰囲気が出るのね。
なんか、昔の スカイライン GT-R のフェンダーを見るようで懐かしい(笑。
この 「ヴィターラ ブレッツァ」 、意外と日本でも 売れるんじゃないかな?
ねぇ、スズキさん!